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あったら使おうカナ? 「おじさん用キーボード」が話題

 「おじさん構文」をご存じでしょうか。おじさん構文とはその名の通り、おじさんがメッセージを送るときに使いがちな、独特の言い回しや、表現、顔文字、絵文字を使用した文章のこと。

 おじさん構文を作るにはいくつかのポイントがあるのですが、それを誰でも簡単に作れるようになるという架空のキーボード「おじさん用キーボード」がツイッターで話題になっています。

  •  おじさん構文は主に女性に対して送信する際に見られるもの。無理している若作り感やにじみ出る下心が隠し切れない哀愁漂うおじさん構文を若者が面白がって真似ているため、SNSなどで度々話題になります。 

     おじさん用キーボードの特徴はまず「か」と「な」がカタカタになっていること。おじさん構文でよく見られる、「~なのカナ?」「~だネ!」といった語尾をカタカナで終わらせることに対応したキーです。

     もうひとつの特徴は左下のキーが顔文字になっていること。これもおじさん構文に良くみられる顔文字に対応するものです。特に汗をかいて苦笑いをしている顔文字は、おじさん構文を作るうえでは欠かせないもの。

    カタカナや顔文字がおじさん構文の特徴

     この投稿を行ったのは失敗即位さん(@sokuishippai)。失敗即位さんはネタツイートを頻繁に投稿しており、このおじさん用キーボードの画像も自作とのこと。「くだらないこと」や「皆がツッコみたくなる」ツイートを意識しており、この「おじさん用キーボード」はスマホのキーボードをぼんやり眺めていたら思いついたのだそう。

     返信欄にはこのキーボードを見て、「カ行とナ行にやられた」「このおじさん構文モードが欲しい」と大盛り上がりを見せており、ツイートには10万件を超える「いいね」が付いています。

     なおこのおじさん構文、面白がられてはいるものの実際に送られた側は困惑してしまいそう。筆者も若者から見ればおじさんと呼ばれる年齢。特にアラフォー以上の方は自分の送るメッセージが「おじさん構文」と揶揄されないように、この画像を元に今一度チェックしてみてくださいネ!

    <記事化協力>
    失敗即位さん(@sokuishippai)

    (山口弘剛)

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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