生後間もないペットとの散歩は、人間同様に細心の注意が必要。とはいえ、その時でしか体感できないこともあるのですが、そんな様子をおさめた投稿が、Twitterで反響を呼んでいます。

 「きなこ、抱っこ散歩中です。早く自分の足でお散歩いけるようになりたいね」というつぶやきとともに写真で紹介されたのは、もうすぐ生後3か月になる豆柴のきなこちゃん。この日は動物病院の帰りに社会化を目的として、飼い主さんと散歩をすることに。

 「基本的に大人しくて賢い子です。最近は好奇心旺盛で、色んなものに興味を持っていますね」ときなこちゃんについて語る飼い主さんですが、お散歩の方はまだトレーニング中。この日は、まず外の空気に慣れることを目的に、飼い主さんが抱っこしながらのお散歩に。

もうすぐ生後3か月というきなこちゃん。社会化のためにこの日はお外で散歩。

 今回の投稿はその様子をおさめたもので、「上手に膝の上でおすわりをして遠くを見ていたので、凛々しいなと思って思わず撮影したんです」だそう。

 それを「特に深い理由もなかったんですが」と、あくまで「成長日記」の一部としてTwitterに投稿したのですが、これが筆者を含めた多くの方が反応することになりました。

 リプライ(返信)欄では、「かわいい!」と、あどけなさの残るきなこちゃんの愛らしい姿に、多くのTwitterユーザーの目を奪うことに。これも今でしか味わえない「特権」とも言えるかもしれませんね。

 そんな飼い主さんですが、実は難病を抱えながら、きなこちゃんと暮らしています。

 「発症時で一番体調が悪かった頃に、実家にいた柴犬に勇気づけられたんです。そういった経緯もあり、きなこをお迎えしました」

闘病中に見た実家の柴犬の姿がきっかけできなこちゃんを迎え入れることになった飼い主。

 現在は夫婦で、「楽しみながら四苦八苦しています(笑)」と犬がいる暮らしを楽しむ飼い主さん。きなこちゃんの存在はすでに二人にとってかけがえのない大きなものになっているようです。飼い主さん夫婦ときなこちゃんの穏やかで優しい時間は、Twitter以外に、InstagramやYouTubeでも紹介されています。

<記事化協力>
豆柴きなこさん(Twitter:@kinako20210216/Instagram:@shibainu_kinako216)

(向山純平)