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アメックスが都内51店のレストランとコラボ スペシャルテイクアウトメニュー企画「Taste of World」スタート

 クレジットカードで知られるアメリカン・エキスプレス・インターナショナルが、新型コロナウイルスの影響から厳しい状況にある中小店舗への支援の取り組みとして「SHOP SMALL(R)(ショップスモール)」を7月15日からスタート。

 第1弾として海外のソウルフードを提供する都内51店舗のレストランとコラボした、スペシャルテイクアウトメニュー企画「Taste of World」が行われています。

  •  「SHOP SMALL」はアメリカン・エキスプレスが米国で始めた加盟店・行政・NPO・企業が連携し、中小ビジネスを支援し地域コミュニティ活性化を促す取り組み。アメリカン・エキスプレスが世界全体で年間総額1億米ドル以上の投資をしているビッグプロジェクトです。

     日本では2017年より「SHOP LOCAL(ショップローカル)」として横浜でのパイロット展開をスタート。翌年からは全国に拡大しており、2020年には約10万店の加盟店が参加。イベントや割引、プレゼント企画などで買い物を通じた店舗や地域のにぎわい創出に貢献し、高い評価を得ています。

     アメリカン・エキスプレスが2021年6月に実施した調査によると、1か月当たりの飲食店の店内飲食の利用金額は2019年(コロナ禍前)の月平均5105円から、2021年(コロナ禍2年目)では月平均3627円と約30%減少。

    1カ月当たりの飲食店の店内飲食の利用金額は約30%減少

     さらに「地域の飲食店で新たな思い出をつくれなかった」と回答した人は、コロナ禍以降2年連続で8割超え。また「お店の味(料理)が恋しい」と思う人は72.7%、「お店で過ごす家族や友人・知人との時間が恋しい」と思う人は69%という結果に。

    「お店で過ごす家族や友人・知人との時間が恋しい」と思う人は69%という結果

     他の調査結果からも飲食店の利用機会が減少するとともに、街の活気や旧友との交流・思い出づくりの機会が減少している傾向が読み取れました。

     そのような状況から今年の「SHOP SMALL」はコロナ禍において大きな影響を受けている飲食店への支援を拡充。今後予定されている様々な活動の第1弾として「Taste of World」がスタートしました。

     「Taste of World」は世界的にも評価の高い東京のダイニングシーンにおいて、その多様性の一翼を担う個性的なレストランを応援する企画です。世界23カ国のスペシャルなメニューを、どこでも味わえるテイクアウトBOXにて一律3000円(税込)で提供。利用したい方はオンラインレストラン予約サービス「Pocket Concierge」で注文・決済の上、店頭にて商品を受け取るという流れです。

    世界23カ国のスペシャルなメニューをテイクアウトBOXで提供

    メニューは一律3000円(税込)

    自宅で気軽に海外旅行気分を味わえます

     「Pocket Concierge」経由で誰でも利用できますが、アメリカン・エキスプレスが発行する対象のカード会員であれば事前登録をしてから予約をすることで、30%のキャッシュバックを受けることが可能。オンライン予約期間は7月15日~9月8日、予約商品受取期間は7月16日~9月9日。詳しい参加店舗や各店舗の販売期間などは「Pocket Concierge」内の専用ページから確認できます。

    【調査について】
    コロナ禍における飲食店利用に関する調査
    調査期間:2021年6月3日~6月7日
    調査対象:東京都および大阪府在住の20代~50代の男女1000人
    調査方法:インターネット調査
    調査機関:アメリカン・エキスプレス

    情報提供:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.

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