世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で、最前線で戦っている医療従事者らを支援する動きが広まっています。アメリカン・エキスプレスでは、人気レストランとの協働による医療従事者への食事提供や、カード会員参加型の医療物資支援を始めました。
各地の医療機関で新型コロナウイルスと日々闘っている多くの医療従事者。先の見えない状況もあり、肉体的・精神的に疲弊していることが報道されています。
アメリカン・エキスプレスは、新型コロナウイルス感染症への対応に尽力している医療機関や医療従事者を支援する取り組みを開始。治療の最前線にいる医療従事者への食事提供と、マスクや防護服といった個人防護具(PPE)など医療物資の提供を表明しました。
食事の提供は、人気レストランとの協働によって実現したもの。一流の料理人が手がける弁当1万5000食を東京、大阪、京都などの病院に勤務する医療従事者を中心に提供するとのこと。
また、個人防護具(PPE)などの医療物資は、アメリカン・エキスプレスのカード会員向けポイントプラグラム「メンバーシップ・リワード」の仕組みを活用。カード会員も参加しての支援プログラムとして展開します。
カード会員のポイントを通じ、2000ポイントを一口として最前線の医療現場で不足しているとされるN95マスクや防護服、フェイスシールドといった個人防護具(PPE)などを導入し、医療機関へ提供するとしています。
一般社団法人全日本・食学会と「弁当の底力」プロジェクトをパートナーに、食事の提供に協力するレストランは、東京都、大阪府、京都府、愛知県、岐阜県にある一流のお店11店舗(2020年5月20日時点)。医療物資の支援については、特定非営利法人ジャパン・プラットフォームをパートナーに展開するとしています。
情報提供:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
(咲村珠樹)