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約9割が夏に向けて「これからダイエットをしたい」 askenの調査「コロナ禍以降のダイエット意識と生活習慣実態」

 AI食事管理アプリ「あすけん」を開発・運営する株式会社askenは、コロナ禍以降のダイエット意識と生活習慣実態について調査を実施。過半数の人がノーマスクの顔を「自信を持って見せられない」と答え、約9割の人が夏に向けて「これからダイエットをしたい」と考えていることが判明しました。

  •  今回の調査は、新型コロナウイルスのパンデミック発生から3年が経過し、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことを受け、改めて20代~60代の「あすけん」ユーザー1万8420人を対象におこなわれました。

    ■ 51.2%がノーマスクの顔を「自信を持って見せられない」

     ノーマスクの顔を自信を持って見せることができるかを聞いてみたところ、51.2%が「自信を持って見せられない」(「自信を持って見せられない」13.4%+「あまり自信を持って見せられない」37.8%)と回答。さらにダイエットをしたいかを聞くと、89.1%が「ダイエットをしたい」(「ダイエットをしたい」64.0%+「ややダイエットをしたい」25.1%)と答えています。

    51.2%が「自信を持って見せられない」

     太ってしまった理由の1つには、コロナ禍における生活の変化があるよう。在宅時間がコロナ禍前と比べ「増えた」という人は、約7割(「コロナ禍前と比べ、増えた」35.9%+「コロナ禍前と比べ、どちらかと言うと増えた」31.0%)にのぼります。座りっぱなしの時間も、約半数の47.9%が「増えた」と回答。コロナ禍により、日常的に体を動かしてカロリーを消費する行動が減ってしまったことがわかります。

    在宅時間がコロナ禍前と比べ「増えた」という人は、約7割

     「コロナ禍で不健康な生活になった」と実感する人も61.9%(「よくある」12.3%+「時々ある」25.9%+「たまにある」23.8%)で、中でもコロナ禍以降にリモートワークになった人では、68.6%と7割近くが不健康な生活になったと感じています。

    「コロナ禍で不健康な生活になった」と実感する人も61.9%

    ■ 摂取カロリーの蓄積を「カロリー負債」と定義

     そこで消費しきれなかった摂取カロリーの蓄積を「カロリー負債」と定義。コロナ禍の生活で、摂取したカロリーを消費しきれないと感じることのある人は、なんと70.1%(「常に感じている」19.2%+「しばしば感じることがある」24.6%+「たまに感じることがある」26.4%)まで達していることが判明。

    摂取したカロリーを消費しきれないと感じることのある人は、なんと70.1%

     カロリー負債の増減の実感については、57.3%が「カロリー負債が増加したと思う」(「増加したと思う」24.0%+「やや増加したと思う」33.3%)と回答し、蓄積を実感している人が半数以上という結果になりました。

    57.3%が「カロリー負債が増加したと思う」

    ■ ダイエットに成功した人と失敗した人

     では、コロナ禍でダイエットに成功した人と失敗した人ではどのような違いがあるのでしょうか。コロナ禍前と比べてダイエットの難度を聞くと、「難しかった(「難しかった」+「どちらかと言うと難しかった」)という回答は、ダイエット成功者が26.4%と3割未満。しかし、ダイエット失敗者は78.9%と、難度に対する感覚が50%以上も違います。

    ダイエットに成功した人と失敗した人

     実際に実践したダイエット方法も、ダイエット成功者と失敗者には違いが。ダイエット方法は「カロリー制限」(66.8%)や食事内容を記録する「レコーディングダイエット」(66.6%)、「ウォーキング」(40.4%)や「糖質制限」(38.5%)などが人気。ダイエット成功者を見てみると「レコーディングダイエット」の実施率が最も高いです。

    ダイエット成功者を見てみると「レコーディングダイエット」の実施率が最も高い

     一方、実践したものの「効果がなかった」「失敗した」ダイエット方法を聞くと、ダイエット失敗者では「カロリー制限」(40.2%)や「糖質制限」(29.7%)などが失敗率が特に高い傾向にありました。

    ■ 管理栄養士の道江美貴子さんがアドバイス

     調査結果を受けて、これまで100社以上の企業で健康アドバイザーを務める管理栄養士の道江美貴子さんがアドバイス。コロナ禍で外食の機会が減り、自炊の頻度が増えたことで、自分自身の食生活を整えられてダイエットがスムーズに進んだ人も多かったようだと語ります。一方で、運動する機会が減って宅配サービスの利用などで栄養バランスに偏りが出て、体重コントロールが難しくなった人もいるそう。

     「単にカロリーを減らすだけでは、そもそもダイエット自体が長続きしなかったり、一度痩せてもリバウンドしてしまいやすくなったりします」と道江さん。ビタミンB群やミネラル、食物繊維などの痩せるために必要な栄養素まで不足してしまい、結果的に代謝の効率が悪くなることもあるのだとか。

     ダイエット効果を最大化するには、過剰にカロリーを制限する「食べないダイエット」よりも、バランス良く多様な栄養素を取ることを継続する「食べるダイエット」がオススメだといいます。

     AI食事管理アプリ「あすけん」を使用して食べたものを見える化。痩せるために必要な栄養素が不足していないかに着目して、「健康的なダイエットを実現していただけたら」と語っていました。

    情報提供:株式会社asken

    (佐藤圭亮)

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  • 佐藤圭亮Writer

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    静岡県出身、東京都在住。前職は、テレビ番組のリサーチャーとしてテレビ業界に約10年従事。
    現在はライターとして、主に動物癒やし系やエンタメ系、グルメ系の記事を担当。
    食べることが大好き。好きな言葉「おかわり自由」「大盛無料」。座右の銘「ダイエットは明日から」。

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