「星のカービィ」と言えば、ピンク色のまんまるボディが特徴的なキャラクター「カービィ」が活躍する、人気のゲームソフトシリーズ。1992年のシリーズ一作目の発売以来、老若男女問わず幅広い世代のプレイヤーから支持を得ている作品です。

 そんな星のカービィをモチーフに、同作のファンが制作した菓子作品がツイッターで話題です。カービィの丸い体は確かにお菓子のようですが、実際にお菓子になってもかわいさそのままに、全く違和感がありません。

 菓子作品を制作したのはツイッターユーザーのきなこもちさん(@mi_ina0729)。

 きなこもちさんは自身が小学生の時にファミコンソフト「星のカービィ 夢の泉の物語」をプレイして以来、同シリーズを追い続けているという熱烈なファン。過去にもカービィをモチーフにしたお菓子作品を趣味で制作し、SNSにて公開しています。

きなこもちさん作のカービィおしるこ

きなこもちさん作のカービィのもなか

 作品についてうかがうと、9月24日に放送された「ニンテンドーダイレクト」にて、同シリーズの最新作「星のカービィ ディスカバリー」が発表されたことが制作のきっかけとのこと。

 「星のカービィ ディスカバリー」はシリーズ初の3Dアクションゲームであり、これまでの同シリーズ作品とは全く異なる新しい世界観。

 新作の発表を心待ちにしていたきなこもちさんは、うれしさのあまりお菓子制作を思い立ち、気付いたら作品が出来上がっていたとのこと。「その日は一日中新作カービィのことしか考えていなかった」という熱の入れようです。

 お菓子については、カービィ本体と砂浜に落ちている星は白玉で、海はゼリー、砂浜はきなこで作られています。

 カービィが砂浜で倒れるシーンは新作「ディスカバリー」発表時に流れた映像にて、カービィが初めて登場しこの映像が「星のカービィの最新作」だと判明したシーン。あえてこのシーンを選んだきなこもちさんの喜びが伝わってくるようです。

印象的なカービィの登場シーンをお菓子で再現

 ツイートには2万件を超える「いいね」がつき、「かわいくて食べるのがもったいない!」といった作品の出来栄えに対する声のほか、「ディスカバリー楽しみですね!」と同作のファンからも新作発表を喜ぶ声が寄せられ、大きな反響に。

 寄せられた多くのコメントに対し、きなこもちさんは「多くの方に作品を見ていただき温かいお言葉も頂戴しとても嬉しく思っております。ありがとうございます」と感謝の気持ちをコメント。

 続けて「これだけたくさんの方がカービィの新作を心から待ち侘び、そして日本だけでなく世界中で星のカービィが愛されているということが感じられてファンの一人として、とても誇らしく思っております」と今回の反響を感慨深く感じている様子でした。

 「星のカービィ」は来年で誕生30周年というメモリアルイヤー。きなこもちさんや同作のファンにとってワクワクが止まらない日々はまだまだ続きそうですね。

<記事化協力>
きなこもちさん(@mi_ina0729)

(山口弘剛)