2021年8月に1000個限定で抽選販売が行われ反響をよんだ、大王製紙の大人用紙パンツ「アテント かくさないパッケージ」が、11月11日の“介護の日”よりオンライン限定で一般発売を開始しました。
大人用紙パンツは高齢者に限らず、病気や障がいを理由に幅広い世代が利用しています。また購入するのは利用者のみならず介護する側という場合も。そこで様々な世代や立場から本音や意見を集めてみたところ、パッケージのデザインについて「店頭での購入時や持ち帰るときに恥ずかしい」「パッケージをもっとおしゃれにしてほしい」という意見が多くよせられたといいます。そこで今回の「アテント かくさないパッケージ」が企画・開発されました。
衛生用紙製品ブランド「エリエール」を展開する大王製紙株式会社の大人用紙おむつブランド「アテント」では、介護や紙パンツについてもっとオープンに話せる社会を目指すため、2021年6月から「かくさないパッケージをつくろう」プロジェクトを開始。大人用紙パンツのイメージを前向きに変えようと、ユーザーの声を聞きながら一緒にデザイン制作をしていきました。
プロジェクトでは、自身が紙パンツを利用している方、介護や福祉のプロフェッショナルの方、家族の介護をされている方、使ったことがない若い方など、さまざまな視点を持った方とオンライン座談会を実施。またTwitterでも幅広く意見を募集しました。
さらに、パッケージができるまでのプロセスを特設サイトやTwitterで公開するなど、プロジェクト自体も「かくさない」で進行。そして2021年8月、堂々と持ち歩ける「アテント かくさないパッケージ」として、WEB抽選による販売を1000個限定で実施しました。
このWEB抽選には、予定数を大きく上回る応募が殺到。紙パンツユーザーを中心に、介護の仕事に携わる人や、デザインの仕事をしている人からも好意的な声が多く聞かれたといいます。
抽選販売の好評や反響、そして「いつでも購入できるようにしてほしい」といった声を受け、エリエールオンラインショップのほか、Amazon、楽天24、LOHACOの各オンラインショップ限定で「アテント かくさないパッケージ」の販売が11月11日(介護の日)に始まりました。
11月11日の「介護の日」は、介護に携わる人だけでなく、一般の人にも介護に関する知識と認識を深めてもらい、地域社会における支えあいや交流を促進したいという思いから、2008年に厚生労働省が制定したもの。
アテントはこれまでにも、ひとりで抱え込まず、介護する側もされる側もがんばりすぎない優しいケアを推進する活動を続ける「がんばらない介護生活を考える会」の活動支援をおこなってきましたが、2021年はさらに「アテント かくさないパッケージ」により、介護や紙パンツについてオープンに話せるようになってほしいとしています。
なお、「アテント かくさないパッケージ」の中に入っているのは、下着のようなはき心地と服の上からでも目立たずすっきりとしたシルエットにこだわった「アテント 下着爽快プラス超うす型パンツ」。Mサイズは22枚入り、Lサイズは20枚入りで、価格はオープンとなっています。
情報提供:大王製紙株式会社