誰でも簡単に「じゃがいも栽培」を楽しんでもらおうと、カルビーポテトとプロトリーフは、袋で育てるじゃがいもの土「ポテトバッグ」(想定価格は税込1000円前後)を共同開発。12月15日からカルビーポテトの栽培用種芋「ぽろしり」(想定価格は税込250円前後)と共に、九州エリアのホームセンターや園芸店などで順次発売します。

 「ポテトバッグ」の開発を始めたのは約3年前のこと。「未来を担う次世代の子どもたちに、じゃがいもや土に触れる機会をつくりたい」という両社の想いがきっかけだったそうです。

「ポテトバッグ」

 培養土には軽くて持ち運びやすいココヤシピートやハスクチップなどを使っているため、種芋の「ぽろしり」をそのまま植えて、あとは水をあげるだけ。農作物を育てたことがない初心者でも手軽に、そして簡単にじゃがいも栽培が始められ、収穫まで楽しむことができます。

じゃがいも

 また、自治体によって異なる場合もありますが、100%植物原料由来のため、栽培が終わった後の土は燃やせるゴミとして処分することが可能。地球環境にも配慮した商品となっています。

 一方の「ぽろしり」は10年以上の歳月をかけて、カルビーポテトが開発したオリジナルの品種。カルビーポテトはこの商品で初めてホームセンターでの販売を始めるそうで、切らずにそのまま植えつけるのに適したサイズを揃えているとのことです。

「ぽろしり」

 ちなみにプロトリーフの専門スタッフがやさしく丁寧に植物の育て方をガイドしているYouTubeの「プロトリーフチャンネル」で、今後は栽培のポイントや収穫後のポテトチップスの作り方なども共同制作して配信していくそうです。

情報提供:カルビー株式会社

(佐藤圭亮)