おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

シソシソシソシソ!庭で発生した“シソ爆発”に衝撃「しばらく立ち尽くしました」

 夏になると恋しくなる、シソ。さっぱりとした風味が暑い季節にぴったりです。

 が!いかにシソ好きでも「いや、ちょっとここまでは」と躊躇ってしまうような光景がXで話題になっています。

  •  家庭菜園歴15年、XやYouTubeなどで野菜の育て方などを発信している「ぽたろう」さんはこのほど、「軽い気持ちでシソを育てちゃいけない理由がコレ」として1枚の写真を投稿しました。

     写真に写っているのは、ぽたろうさん宅の庭の一角を覆い隠すほど大量のシソ。鮮やかな緑の葉がこれでもかと大発生しています。

     土が見えなくなるほど茂ったシソは、個人で楽しむというレベルを超え、お店を開けそうなほどの大豊作です。

     ぽたろうさんが投稿文に綴っている「シソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソシソ……」という繰り返しの文章は、まさに画像の光景そのものです。

     そして驚くべきは、このシソの大量発生にあたり、ぽたろうさんがほとんど世話をしていないという点。

     去年の夏に自宅2階で1株だけ育てたシソの種が1階に落下し、そのまま放置していたところ、こうなったとのことです。

     一応、シソの発芽前に同じ場所に蔓延っていたドクダミの草むしりを行ったことで、シソが「土地の所有権を主張」するように茂り始めたという経緯はあるものの、ぽたろうさんの手が入ったのはその程度。基本的にはシソ自身が勝手に勢力を拡大させていったようです

     ぽたろうさんがこの光景に気がついたのは、シソがすっかり生い茂ってから。あまりに緑すぎる光景に「初めて目にした際はしばらく立ち尽くしました」と話しています。

     シソの栽培の恐ろしさが伝わる画像ですが、ぽたろうさんは「種まき後、間引いて株数を管理していれば挿し木をしない限り数が増える、ということはありません」と、適切な方法で育てれば問題はないと指摘。

     「春に種まきし、秋に穂を付けて栽培を終えるのが一般的です」としつつ、「そちらの穂を放置すると、起爆装置となって翌年に想像を絶する事態となりますのでご注意を!」と話しています。

     起爆装置、という表現がシソという植物の力強さを物語るようです。ぽたろうさん宅のシソの風景は、まさに爆発そのもの。シソが自宅の庭で手に入るのは魅力的ですが、流石にこれだけの量は、いかにシソ好きであっても持て余してしまいそう。いったいどうすれば……。

     ぽたろうさんにこのシソの使い道をうかがってみたところ「少しは日々の食材に利用させてもらう予定」と返答が。少し、は?ということは残りはどうなる……?

    「グランドカバーといって他の雑草繁茂の抑制になるため、このまま秋まで庭を守ってもらう予定です」(ぽたろうさん)

     どうやらシソがいるだけで庭の土壌や景観が守られるようです。「せっかく育ったのにもったいないから」と無理して食べ切る必要はないと分かり、安心しました。

     これでいつ筆者の自宅にシソが生い茂っても大丈夫です。

    <記事化協力>
    「ぽたろうの家庭菜園HACK」さん(@HACK1136

    (ヨシクラミク)

    あわせて読みたい関連記事
  • とても幻想的な見た目
    インターネット, 雑学・コラム

    自然状態でこの青さ!ニュージーランドで発見されたキノコがファンタジーすぎる

  • ジップロックで春菊栽培! 目からウロコの「家庭菜園HACK」
    インターネット, コラム・レビュー, びっくり・驚き

    ジップロックで春菊栽培! 目からウロコの「家庭菜園HACK」

  • 画像提供:Inoriさん(@kusabanaasobi)
    インターネット, おもしろ

    ススキで作ったスズメが本物そっくり!キュートな目と胸のモフモフがたまらない

  • 色別の花言葉が楽しい
    ユニーク, 雑学

    あなたの推しはあてはまる? 色別の花言葉が話題に

  • 画像提供:荘内神社公式Twitter(@jinjahan0817)
    インターネット, 感動・ほのぼの

    山形・荘内神社の凍った花手水が天然のアート 「ゴッホ感ある」など感嘆の声

  • 画像提供:岡本なう/洗濯バサミフォトグラファーさん(@okaphotoart)
    インターネット, おもしろ

    きっかけは大好きだったおばあちゃん 洗濯バサミフォトの魅力

  • 画像提供:inoriさん(@kusabanaasobi)
    インターネット, おもしろ

    桜の落ち葉でカラフルな色鉛筆が完成

  • 葉っぱ1枚でもこだわっていく。ジオラマ作家が制作工程を紹介。
    インターネット, びっくり・驚き

    葉っぱ1枚からでもこだわっていく ジオラマ作家の探求心に称賛の嵐

  • 倉庫の屋根を突き破ろうとするタケノコ(yasuさん提供)
    インターネット, びっくり・驚き

    スクスク伸びすぎィィ! 倉庫の屋根を突き破ろうとするタケノコ

  • それは素敵が詰まったコスチュームジュエリー。藤の花のランプシェードが話題。
    インターネット, サービス・テクノロジー

    「藤の花のランプシェード」は光で表情を変える花の滝

  • ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「マツモトキヨシに寄っていい?」母が発した何気ない一言に4歳息子が恐怖
    インターネット, おもしろ

    「マツモトキヨシに寄っていい?」母が発した何気ない一言に4歳息子が恐怖

  • 丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食
    グルメ, 食レポ

    丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を…

  • これでもう怒られずにすむ? 息子が作った「ママの攻略本」の実力は
    インターネット, おもしろ

    これでもう怒られずにすむ? 息子が作った「ママの攻略本」の実力は

  • 「二手に分かれよう!」 公園で出会った友だちとの“一緒に遊ぼう”に大人は困惑
    インターネット, おもしろ

    「二手に分かれよう!」 公園で出会った友だちとの“一緒に遊ぼう”に大人は困惑

  • 「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた
    インターネット, おもしろ

    「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

  • 実家で「任天堂で遊ぼう」の誘い 思わぬ“ゲーム”が登場も「紛うことなき任天堂」
    インターネット, おもしろ

    実家で「任天堂で遊ぼう」の誘い 思わぬ“ゲーム”が登場も「紛うことなき任天堂」

  • トピックス

    1. 丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食

      丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食

      丸山製麺が10月6日から、人気ラーメン漫画「ラーメン大好き小泉さん」とコラボした「らーめん缶」を、東…
    2. これでもう怒られずにすむ? 息子が作った「ママの攻略本」の実力は

      これでもう怒られずにすむ? 息子が作った「ママの攻略本」の実力は

      親に怒られてしまった子どもが、その後に取る態度はさまざまです。落ち込む子もいれば、しっかり反省する子…
    3. 警告ポップアップで強引に広告誘導 悪質業者が仕掛ける正規サービスを悪用した罠

      警告ポップアップで強引に広告誘導 悪質業者が仕掛ける正規サービスを悪用した罠

      インターネットを使っていると、ふとした瞬間に現れる「警告ポップアップ」。 近ごろでは「サポート詐欺」…

    編集部おすすめ

    1. 毛玉とるとる Pro(KC-NW825)

      ストッキングやタイツも可の毛玉取り器誕生 マクセルイズミ「毛玉とるとる Pro」を発売

      マクセルイズミ株式会社は、ストッキングやタイツなどの繊細な衣類にも対応する毛玉取り器の新モデル、「毛玉とるとる Pro(KC-NW825)」…
    2. キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンが、バンダイの「ガシャポン」とコラボレーション。歴代のカメラとレンズをミニチュア化した「Canon ミニチュアカメラコレクション」を…
    3. 時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信社は10月9日、自民党本部での取材中に「支持率下げてやる」などと発言した本社映像センター写真部の男性カメラマンを厳重注意したと発表し…
    4. 「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      言わずと知れた人気コンテンツ「ちいかわ」。かわいくもハードなあの作品世界に入っていきたいと願う人は多いはず。筆者もその1人です。しかし二頭身…
    5. ネカフェの個室に不気味なトランプが……Xユーザーの“恐怖体験”に17万いいね

      ネカフェの個室に不気味なトランプが……Xユーザーの“恐怖体験”に17万いいね

      キーボードに差し込まれたトランプのジョーカーと、その裏に書かれた「げぇむすたあと」の文字。Xユーザーの「たーけ」さんが、たまたま入ったネット…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト