愛知県津島市で編み物教室と手芸雑貨のお店「ひつじたまっこsaorinknit」を営んでいる編物作家のさおりんさんが、寒い時期にピッタリ?かもしれないユニークすぎるニット帽をTwitter上で発表しています。
「河童の気持ちになりたい時ってありませんか?そんな時はぜひこちらの河童ニット帽を」とツイートした、さおりんさん。添付されていた写真には、3色の毛糸で河童の頭を表現したニット帽が紹介されていました。テッペン部分のお皿は肌色で表現。その下のふさふさした髪(?)の部分は、濃い緑。そして人間ならば肌にあたる部分は黄緑色の毛糸で表現。
記者は生まれてこのかた、1度も河童の気持ちになりたいと思ったことはありませんが、これは被ってみたい!しかし、なんでまた河童のニット帽を作ろうと思ったんだろう……。さおりんさんにうかがってみました。
さおりんさんはもともと、変わった物をつくるのが大好き。次は何を作ろうかと考えていたときに、ふと思いついたのが「河童の帽子かわいいかも……」。そこで、河童のニット帽を作るために河童について詳しく調査。ものすごい量の画像や資料を見まくったとのこと。
そうした下準備を重ねて、作り始めたそうなのですが、お皿の大きさが資料によって異なるため、何度も編み直しすることに。最後は「自分で一番可愛いと思う形に仕上げた」と話していました。
また、毛の部分はあえてギザギザではなく、毛糸をそのまま付けるというこだわりよう。たしかに、こっちのほうがリアルな感じがします。
そんな河童のニット帽について、自己採点は「80点くらいかな?」と、さおりんさん。もう少し頭にフィットする感じで、より河童らしさを出したかったとのこと。今でもじゅうぶん河童らしさは出ていると思いますが……。
さらに今後は毛の部分をもう少し細い糸で付けたり、「くちばしや手袋なども編んでみたいなと思っています」と、やる気満々。もしかして、河童になろうとしています……?
河童の気持ちになりたい時ってありませんか?そんな時はぜひこちらの河童ニット帽を✨#河童 #ニット #帽子 #編み物 #妖怪 #河童への憧れ #河童マニア pic.twitter.com/H6dcoh18L6
— ひつじのたまっこ~Saorinknit~ (@saorinknit) December 20, 2021
<記事化協力>
ひつじのたまっこ~Saorinknit~さん(@saorinknit)
(佐藤圭亮)