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ゴーストタイプ?フェルトキットのメタモンが衝撃の姿に

 出先でたまたま立ち寄ったポケモン公式ショップにて、ニードルフェルトキット「メタモン」を購入したツイッターユーザー・こむぎこさん。

 自宅に持ち帰り、早速作ってみると、出来上がった作品はちょっとパッケージの見本と違うような……?こむぎこさん自身も、思わず「何これ!!!」と泣き顔の絵文字を添えてツイートするほど、衝撃的な見た目になってしまったようです……。

  •  実はこむぎこさんがニードルフェルトをするのは今回が初めて。元々ポケモンファンであることはもとより、例に漏れずメタモンも大好きであったことから、意を決して購入したのだそう。

     人生初のフェルトキットは苦労の連続。説明を見ながら作業を進めるも、「体の形を整えたり、表情を作るのが大変だった」と語るように、一筋縄ではいかなかった模様。やはり「見る」と「やる」とでは大違いだった、ということでしょう。

     しかしながら、途中で投げ出すこともなく、およそ3時間をかけて作品は遂に完成。その出来栄えはお手本通り……とはいかなかったものの、これはこれでどこか愛嬌を感じますよね。「へんしん」をせずとも、ゴーストタイプやどくタイプといった、クセのあるわざを使いこなしそうです。

     そんな苦労の末、完成した作品について、「形が歪で表情もおぞましいものですが、初めてにしては上出来だと思っています。今は愛着が湧いています」と、満足げな様子のこむぎこさん。ツイートはやや自虐的ではあったものの、自らの手で生み出した、世界にたった一つだけのメタモンをすっかり気に入ったようです。

    少し形を整えたメタモン

     今後また、こうしたキット作りにチャレンジするのか?もうかがうと「もちろんです」と開口一番に返答。「このポケモンのフェルトシリーズは他にも種類があるので、それももちろん作りたいですし、ポケモン以外にも推しがたくさんいるのでいつか作れたらな、と思います」と、すっかりニードルフェルトにハマってしまったことを明かしてくれました。

     制作を繰り返すうちに、その腕前はきっと上達していくことでしょうが……今作のような味のある作品が見られなくなってしまうのも、それはそれで少し惜しく感じてしまった筆者でした。

    <記事化協力>
    こむぎこ/Komuさん(@SS_komu)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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