CGディレクターとしてCMやMVのCG制作に関わるさいそうさんは、模型作りが趣味。年2体のペースで、オリジナルキャラクターやメカのフィギュアを製作しています。
先日は、まもなく生まれてくる我が子をイメージした新作「赤ちゃん乗せドロイド」が完成。作品を紹介したTwitterへの投稿には、一足早い出産祝いとばかりに、国内外の多くの人たちからいいねという名の祝福が寄せられています。
「第3子が出産を控えるタイミングだったのもあり、『赤ちゃん』を絡めた作品を作りたいと思っていました。その中で、『世話をしてくれるドロイド』に面白さを感じての製作でしたね」
「BC-1」と名付けた作品「赤ちゃん乗せドロイド」について語るさいそうさん。
戦闘ポッドのような見た目のロボットに、大きめのヘルメット付きの宇宙服を着用した赤ん坊が“搭乗”した本作は、データ起こしに1か月、3Dプリンターの出力ならびに塗装に2週間の時間をかけて完成させました。
ニット帽を被り、首元にベビー用浮き輪をつけた赤ちゃんは、えびす顔のような表情を見せています。「抱っこ紐」を連想したこともあり、ドロイドには搭乗というよりは跨がる体勢になっています。
SFチックな世界観を有した本作ですが、「見た人が優しい気持ちになれそうな、ハッピーな作品を目指しました」とさいそうさんが語る通り、不思議な存在感を発揮。ちなみに、本作のモデルとなった第3子ですが、「安産でした」とのこと。現在すくすくと成長中とのことです。
なお、さいそうさんの今後の活動は、来年(2023年)2月12日に千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2023冬」に、初めてディーラーとして参加予定となっています。
赤ちゃん乗せドロイド完成しました。
名前は[BC-1]
大きな胴体には優しさが詰まってます。 pic.twitter.com/OM1QjX9uAP— さいそう (@Soheiheihei) September 30, 2022
<記事化協力>
さいそうさん(Twitter:@Soheiheihei/Instagram:@sohei_hey)
(向山純平)