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漫画家・西野みや子さん考案の「子どもの安全第一ハーネス」がクラウドファンディングによる支援者募集を開始

 ツイッターで2万「いいね」を獲得し、話題になった「子どもの安全第一ハーネス」が、発案からおよそ1年の時を経ていよいよ商品化。12月16日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、受注生産に向けた支援募集を開始しました。

  •  これまで度々議論が繰り返されてきた子ども用ハーネス。小さな子どもが急に車道に飛び出したり、急に手を離してしまったりしてしまうことを防ぐために有効である一方、「子どもをペット扱いしている」「育児を楽している」といった周りの目が気になって導入できないという声もあり、使用をためらうケースが多く発生していました。

     そんな子ども用ハーネスに対するネガティブなイメージを払拭しようと、漫画家の西野みや子さんが発案したのがこの「子どもの安全第一ハーネス」。工事現場などで被るヘルメットをイメージしたふわふわのリュックサックが付属しており、これなら誰が見ても安全対策のためだとわかるデザインになっています。

    安全第一ハーネスの仕様

    安全第一ハーネスのポイント

     また、長さ調節可能な迷子ヒモには注意喚起を促すトラテープ柄を使用し、肩のベルトには安全ベストのような反射材が取り付けられていることから、夕方から夜のお散歩時も安心。

    安全第一ハーネスのポイント

    安全第一ハーネスのポイント

     背中に面する箇所は、熱がこもらないようにメッシュ生地を採用し、夏場は保冷剤を入れられるポケットが付いているなど、仕様面においても西野さんのこだわりが詰まっています。

     なお、画像は試作品につき、一部部品の素材は変更される予定とのこと。子どもに触れる箇所の部品はプラスチックに、リュックと迷子ヒモを接続する部品は耐久性の高い金属になるそうです。

    安全第一ハーネスのポイント

     今作について「安全対策は愛情です。手繋ぎ+ハーネスでより安全なお出かけをしましょう」と、コメントしている西野さん。

     プロジェクトは1月29日まで期間限定での募集となり、目標金額は60万円。支援者へのリターンは「安全第一ハーネスプラン(送料・税込7975円)」や「【応援】トートバッグプラン(送料・税込3520円)」など、全6プランが用意されています。

     本稿執筆時点ですでに目標金額を達成しておりますが、期日までは引き続き支援を受け付けるとのこと。商品のお届けは、2023年6月ごろを予定しています。

    <記事化協力>
    西野みや子(漫画家)さん(@miyakokko61)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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