「ライスペーパー」ってご存知ですか?米を薄いシート状に伸ばし、乾燥させたもので、主に生春巻きを包む皮として使われることが多い食品です。
なんでもこれを使ってバニラアイスを包み片栗粉をまぶすと、人気の「某だいふくアイス」のようなスイーツに早変わりするのだとか。早速挑戦してみました。
■ 必要な食材は3つ 作り方も簡単
用意する食材はたったの3つ。ちなみにライスペーパーは、一般的なスーパー等でも取り扱いがあり、中華食材コーナーに並んでいるパターンがほとんど。価格も20枚ほど入ったものが200円前後とお手頃です。
また、ライスペーパーは水でもどして使う必要があるので、水を張った皿を合わせて用意しておきましょう。
▼ 材料
・ライスペーパー……1枚
・バニラアイス……1個
・片栗粉……少々
・水を張った皿
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材料を用意したら、まずはライスペーパーを水に浸します。早すぎると固いままですし、あまり長いとベチャっとなってしまうので、10秒程度。程よく柔らかくなったら、別の皿に取り出します。
次に、バニラアイスをすくい、ライスペーパーの中央にオン。皮の外側を手で持ってこれを包んでいきます。大きな隙間があるとアイスが溶けて漏れてしまうこともあるので注意しましょう。
全体を包んだら、お好みでひっくり返し、上から片栗粉を軽く振って完成。見た目は全く写真映えしませんが、これはたしかに某だいふくアイスっぽいかも!
■ 気になるお味は……驚くくらいに「某だいふくアイス」
早速食べてみると……なんとそのお味は驚くほどに某だいふくアイスそのもの。若干ライスペーパーの皮が薄いため、本家のようなもちもちの歯ごたえが足りないのは仕方ないですが、それでも十分すぎるくらいに再現出来ていると感じました。
意外にも効いているのは最後にまぶした片栗粉。この粉感が、某だいふくアイスらしさをより一層引き立てています。この後片栗粉なしでもう一つ作ってみたのですが、その違いは歴然でした。再現する際は絶対に必要なので、省かずに必ず用意しましょう。
最後にコスパについて言及しておきますが、某だいふくアイスは1個150円ほど。「買った方が安いじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、量産が出来ることと、中のアイスをチョコや抹茶にしたりとアレンジ可能であることが、「ジェネリック某だいふくアイス」の強み。
子どもでも簡単に作れますので、色んなアイスを用意して手巻き寿司感覚で食べるのも楽しそうです。
(山口弘剛)