マクドナルドから6月28日に、「てりやき」と「ご当地グルメ」をコラボさせた新しいバーガーが3種登場。さらにご当地グルメと組み合わせたシャカシャカポテトやマックフィズ、マックフロートなども発売されます。
どんな商品なのか?6月21日にメディア向け試食会が開催されたので、マクドナルド流ご当地グルメを一足早く味わってきました。
新しく登場するバーガーは、「北海道じゃがバタてりやき」(単品は税込450円~)、「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」(単品は税込450円~)、「博多明太てりやきチキン」(単品は税込450円~)の3種類。
それに「シャカシャカポテト 名古屋名物手羽先味」(ポテトにプラス税込40円~)、「マックフィズ 瀬戸内レモネード」(税込270円~)、「マックフロート 瀬戸内レモネード」(税込340円~)が加わります。
■ 1989年に発売した「てりやきバーガー」
試食会では最初に、日本マクドナルド株式会社マーケティング本部ナショナルマーケティング部統括マネージャーの西澤隆さんが登壇。
西澤さんによると、「てりやきマックバーガー」は1989年に初の日本オリジナルのレギュラーメニューとして発売。アメリカのマクドナルド本社の専属フランス人シェフであるルネ・アレンさんのチカラを借りて、開発されたそうです。
今回はその「てりやきマックバーガー」に日本各地の名物を組み合わせ、大人の味わいに仕上げた「大人のご当地てりやき」として発売。
「子どもの頃や若い時はよくてりやきマックバーガーを食べていたけど、最近は食べていない大人のお客様に久しぶりにてりやきマックバーガーの味わいを楽しんでもらいたい」という思いから生まれたそうです。
6月27日には商品の魅力を伝えるために、俳優のオダギリジョーさんと麻生久美子さんが出演する新テレビCM「いい大人のてりやき」篇の放送も開始。昭和歌謡の名曲「男と女のラブゲーム」を「男と女のラブてりやき」に替え歌して、大人のドラマが描かれているそう。試食会では新テレビCMも公開されました。
■ 新登場する3種の「てりやきバーガー」を紹介
続いて新商品を1つずつ紹介。「北海道じゃがバタてりやき」は、北海道の名物であるジャガイモのホクホク感やバターのコクがてりやきの甘辛いソースと合わさったら美味しいのではないかと考えて開発。ジャガイモの素材感や風味にこだわり、甘辛いてりやきソースと合わせてもバターの風味が感じられるように何度も味わいを調整したそうです。
続いて、たまごとソースで大阪のお好み焼きを表現した「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」。お好み焼きの要素である、マヨネーズ・あおさ・紅ショウガ・かつおぶしの風味を1つのソースで再現。
そして最後に「今回、もっとも苦労した商品」という、「博多明太てりやきチキン」。辛いものが好きな人たちのニーズを満たすべく開発されました。甘辛いてりやきソースやサクサクのチキンパティと合わせても、博多明太の特徴である明太の風味や辛さを表現するのが非常に難しかったそうです。
■ 新商品を試食!
商品の説明が終わると、いよいよ試食。「北海道じゃがバタてりやき」「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」「博多明太てりやきチキン」「シャカシャカポテト 名古屋名物手羽先味」「マックフィズ 瀬戸内レモネード」の5品が目の前に運ばれてきました。
まずは「シャカシャカポテト 名古屋名物手羽先味」から。シャカシャカポテトに振りかける粉は、手羽先専門店の手羽先を実際に何種類も試食して研究。シャカシャカポテトと合うように施策を重ねたといいます。
袋に入れてシャカシャカ振ってポテトと混ぜ合わせてパクリ。コショウの刺激とこうばしい香り、甘口醤油ダレの味わいがして、本当に手羽先を食べている感覚がします。ポテトとの相性も良く、クセになる味で何度もパクパク食べられます。
口直しに飲んだ「マックフィズ 瀬戸内レモネード」も、レモネードの酸味と甘みのバランスがよく、後味スッキリ。この後、バーガーと一緒に飲みましたが、飲むたびに口の中に残った脂を取り除いてリセットしてくれました。
■ 大阪お好み焼きをバーガーで完全再現!
続いてバーガー3種を試食。「北海道じゃがバタてりやき」は、美味しそうなジャガイモのゴロゴロ感が見た目からも伝わってきます。ジャガイモの食感とバターの風味がジューシーなポークパティと相性抜群!クリーミーでコクのあるスライスチーズも良い仕事をしています。
「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」は、本当にビックリしました。食べた瞬間にお好み焼きの味わいが口の中いっぱいに広がります。お好み焼きの味を完全再現。お好み焼き風のソースとぷるぷるのたまご、そしてポークパティが絶妙のハーモニーを口の中で奏でています。これは今回試食させていただいた中で記者のイチオシです。
最後は「博多明太てりやきチキン」。3つ目のバーガーでしたが、博多明太入りの明太マヨソースのピリッとした辛さがジューシーなてりやきチキンの旨味を引き出しています。これは、やみつきになってしまうかもしれません。3つ目とは思えないほど、あっという間に完食してしまいました。
試食前はバーガーを3つも食べられるか少し不安はあったものの、3つともそれぞれ特徴のある味わいで気がついたら無くなっていました。ごちそうさまでした!
取材協力:日本マクドナルド株式会社
(取材・撮影:佐藤圭亮)