龍が巻き付いた剣や、蓄光クローバー、イルカデザインのキーホルダーといえば、誰もが一度は見たことがあるであろう、サービスエリア等おみやげショップでお馴染みのアイテム。見かけるとなぜか気になってしまうんですよね。

 そんな定番おみやげの数々をデザインに落とし込んだ、オリジナルのネイルチップを制作したのはツイッターユーザー「地獄」さん。これは目の付け所が秀逸……!

 投稿された写真には、龍が巻き付いた剣に蓄光クローバー、イルカのほか、勾玉やオコジョのデザインまで含めた計5つ。

以前からおみやげキーホルダーを研究していた地獄さん

 以前からサービスエリアのおみやげキーホルダーに興味があり、収集をしながらその歴史や背景、種類、傾向などを探っていた、という地獄さん。

 新しいネイルのデザインを考える際に、自分の好きなものをモチーフにしたいと考え、もしかしておみやげキーホルダーをモチーフにできるのではないかと思いついたことから、制作してみることにしたのだそう。

 おみやげキーホルダーの研究をしているうちに、これら5つのデザインは全国的に販売されており、なおかつ多くの人が買ったことがあるものだと気付いたことから、モチーフに決定。その考察は正しかったようで、投稿には「懐かしい」「当然全部わかる」という声が相次いで寄せられています。

暗闇で光るギミック付き

 制作の中で、地獄さんが特にこだわったと話すのが、「リアルな素材感を出す」こと。例えばイルカや四つ葉のクローバーは蓄光にする、龍の巻きついた剣やオコジョの玉の部分はストーンを使う、勾玉はキャッツアイでできている場合が多いので、マグネットネイルで再現する、などそれぞれの特徴がはっきり再現されています。

 その出来栄えについてはご覧の通り。素人目から見ても素晴らしい作品であることはもちろんですが、地獄さん自身も「思ったとおりにできたのでよかったです」と、納得の様子でした。

 本作はあくまで個人で練習用、見本用に作ったため、実際に身に付けて出掛ける予定はないとのことでしたが、もしも街中でこのネイルを見かけたら、注目を集めることは間違いないでしょうね。

<記事化協力>
地獄さん(@narok___

(山口弘剛)