つけ麺専門店「三田製麺所」は、9月5日より秋の定番メニュー「濃厚煮干しつけ麺」を発売。価格は並盛・中盛・大盛がすべて同一料金で税込1090円となっています。
発売に先立ち、8月30日に池袋西口店でメディア先行試食会が開催。一足先に濃厚な煮干しスープを味わってきました。
待ちに待った新メニューの発売日にお店に向かう時はいつでもウキウキな記者。それが通常よりも早く味わえるということで、いつもの10倍ほど気持ちがたかぶっていました。そのせいか受付時間の10分前に現場に到着してしまったので、近くのコンビニで時間を潰すハメに……。
あらためてお店に到着。もちろん一番乗りでした。三田製麺所の広報担当者によると、「濃厚煮干しつけ麺」には煮干しの生産量全国1位を誇る長崎県の五島列島沖で水揚げされた上質なカタクチイワシを使用しているとのこと。歴代のつけ麺の中でも特に濃いスープに仕上がっているそうです。
試食会では並盛・中盛・大盛が選べました。記者はもちろん大盛を選択。新メニューが運ばれて来るのを首を長くしながら待ちました。気持ち的には、お店の天井を突き破っていたかもしれません。
■ 濃厚だけどえぐみが少ない煮干しスープ
少しすると、ついに運ばれてきました!特製のつけだれは、濃い茶色で思っていたよりも濃厚な感じ。顔を近づけてみると、煮干しの香りがガツン!として食欲を刺激してきます。
つけだれに入っているのは、カイワレや刻んだタマネギ、チャーシューやメンマ、ゆずなど。通常のつけだれに入っているのはチャーシューとメンマとタマネギですが、「濃厚煮干しつけ麺」にはカイワレとゆずをプラスしているそう。
これは煮干しのえぐみをおさえて、煮干し好きの人だけでなく、それ以外の人も美味しく食べられるように味のバランスを考えて入れているのだとか。
■ 強烈な煮干しの風味が最高!
それでは、いただきます!三田製麺所、自慢の極太もちもち麺を濃厚なつけだれにたっぷり浸します。スープは良い意味でドロドロ。麺にしっかりと絡みついているのが見た目にも分かります。
麺をズズズッとすすると口の中いっぱいに強烈な煮干しの風味が広がります。ただし、玉ねぎの甘みやゆずがきいているのか苦みなどは無く、想像以上に食べやすいです。記者は煮干しスープが好きなので、もちろん個人差はあるかもしれませんが。
メンマやチャーシューとの相性も良く、濃厚な煮干しの風味ともちもちの麺が味の相乗効果を生み出しています。幸せ……。三田製麺所の広報担当者が近くにいるにもかかわらず、プライベートで食べに来たかのように目を閉じて煮干しの余韻を堪能してしまいました。
大盛にしていたので食べ応えも抜群で大満足。ごちそうさまでした!週末も食べに行こうかと思いましたが、発売開始は9月5日。あぶない、あぶない……。再会まで少しの辛抱です。ちなみに、販売期間は10月31日までを予定しているそうです。
取材協力:株式会社エムピーキッチン
(取材・撮影:佐藤圭亮)