巷には色々なデザインのドアストッパーが売られていますが、SNSにて可愛いけれど、ちょっと困ったドアストッパーを発見しました。

 投稿したのは、(パグ)くうた。さん(以下、飼い主さん)。愛犬のくうたくんが、ドアストッパーのように扉に挟まり、つぶらな瞳でこちらを見ています。この動画には、「かわいいストッパー」、「ボディーガード」などのコメントが寄せられています。

■ トイレ限定の「ドアストッパー」

 くうたくんの可愛さに癒やされたいところですが、実はこの扉はトイレのドア。飼い主さん、困らないのでしょうか……?

トイレ限定の「ドアストッパー」

 飼い主さんに話を聞くと、くうたくんは仔犬の頃からトイレの扉限定で「ドアストッパー」をしているとのこと。食いしん坊で、気まぐれな性格というくうたくん。なぜこのような行動を取るかは分からないものの、食事の時間が近いタイミングや、おやつがもらえそうな時、なんとなく楽しそうだなと感じた時に、トイレまでついてきてストッパー役になることが多いそうです。

■ トイレまで競走することも

 しかし、トイレのドアを閉められないのは困りものです。しかも、飼い主さん宅のトイレの前には窓があるため、扉を閉めないと外を通る人にトイレでの様子が見えてしまう可能性も……。「ドアストッパー」は可愛すぎて撤去不可能なため、現在では窓にカーテンを設置して人目を遮っているそうです。

 また、くうたくんより先にトイレに着けばドアを閉めることができるため、「トイレの扉が閉められる権」をかけて、飼い主さんとくうたくんとの競走が勃発することもあるのだとか。勝った暁には扉を閉めることができますが、時には負けてしまうこともあるそうです。

 トイレの扉はもちろん閉めたいところですが、くうたくんのつぶらな瞳を見てしまうと、「半開きでもまぁいいかな……」と思ってしまう、複雑な心境の飼い主さんなのでした。

<記事化協力>
(パグ)くうた。さん(@lO9aaZQLOUbRoKe

(一柳ひとみ)