棒アイスを食べれば、必ず最後に残る木製の棒。大半の方がゴミとして捨ててしまうことでしょうが、コツコツと溜めておけば素晴らしいアート作品に姿を変えるようです。
X(Twitter)ユーザー「しげやん」さんが投稿した写真に写っているのは、なんとも立派なログハウスのミニチュアが5棟。……実はこれ、全てアイスの棒で出来ているんです!
作ったのはしげやんさんの父(以下、お父さん)。写真はしげやんさんが実家を訪れた際に撮影したもので、帰るたびに新たな家が”建築”されているのだそう。
お父さんは元々趣味でペットボトルや塩ビパイプ、木の端材などで工作を行っており、このログハウスもその一環。好物のあずきバーを食べるたびに「何かと使えそう」と保管し、2年ほど前から作るようになったそうです。ちなみに、家1軒たてるのに必要なアイスの棒は150本ほどとのこと。
しかもこのログハウス、外見だけでなく中もしっかり作り込まれているんです。続けて投稿された写真には、中に明かりが灯っている様子や、椅子やテーブルなどインテリアが配置されている様子も。
その他、ベッドやタンス、水道の蛇口などもついており、見えないところも細かく作り込まれている点は、お父さんが特にこだわったと話すポイントです。表札にはあずきバーの製造販売元である「井村屋」を彷彿とさせる表記も。リスペクトを感じますね。
しかし、これだけ素晴らしい作品にも関わらず、その用途については決めないまま作り続けているとのこと。写真に写っているのは5棟ですが、現在は17、18棟目に取り掛かっており、リアルタイムで増産中。しげやんさんも記念に1棟もらったのだとか。
捨てればゴミ、再利用すれば立派な資源。お父さんのエコなモノ作りは、今後もしばらく続いていくことでしょう。
親父があずきバーを食いまくってログハウス作りまくってる。実家に来るたびに増えてる。 pic.twitter.com/h1q09YpLLk
— しげやん (@sige_yang) September 30, 2023
<記事化協力>
しげやんさん(@sige_yang)
(山口弘剛)