SNSに投稿されたのは、赤ちゃんの初語に関するエピソード。日常系ブーバチカさんの夫が、我が子に「父」と呼んでもらいたいあまりにとった行動が話題を呼んでいます。

夫、赤ちゃんに父と呼ばれたいあまりに、赤ちゃんが「あぶー」と言えば「それはアラビア語で父だね」、「アチェッ」と言えば「それはロシア語で父だね」、「ダーッ」と言えばそれは「英語で父だね」、「バーバ」と言えば「それは中国語で父だね」と拡大解釈していて笑う。

■ 「父」と呼ばれたいあまり拡大解釈をする夫

 赤ちゃんは現在8か月(取材時)。第1子ということもあってか、夫は初語を待ち望んでいるよう。愛する我が子の初めての言葉が「父」であって欲しいと願う夫は、赤ちゃんが何を喋っても「それは○○語で父だね」と拡大解釈をしているとのこと。

 赤ちゃんが「あぶー」と言えば「アラビア語で父だね」、「アチェッ」と言えば「ロシア語で父だね」、「ダーッ」は英語、「バーバ」は中国語と赤ちゃんが発する喃語をどんどん「父」へと結びつけていきます。

 語学の知識があるからこそできる解釈ですが、それもそのはず、日常系ブーバチカさんの夫は、仕事で中国語と英語を話すトリリンガルで、ロシア語やアラビア語の知識も少しあるそうです。博識であるにも関わらず、必死で子どもに「父」と呼ばせようとする姿がなんだかお茶目です。

■ 先に「ママ」と発しないように妨害工作も

 さらに夫は、赤ちゃんが「マーマ」という度に「お母さん、マーチ、ウンム」など他の言語を使って妨害工作をしてくるとのこと。

 日常系ブーバチカさんは夫のこの行動に、「そんなに自分のことを呼んでほしいのか」と笑ってしまったそうです。

■ 言語学的に面白いといった声も

 この投稿には、「博識」、「親バカで可愛い」、「赤ちゃん喋れば父に当たる」といった声が届いています。

 また、赤ちゃんがよく発する言葉が、「パパ」や「ママ」を意味する各国の言語に当てはまることに着目した人からは、「どの国も赤子がまず口にしやすい言葉を親としての呼び名にあてている」、「言語学的に普通に面白い案件」という意見も集まっています。

 夫の願い虚しく、赤ちゃんは、まだ「パパ」や「父」、「お父さん」とは発していないとのこと。それでもパパは「マーマー」という我が子に対し「それはジョージア語で父だね」と言っているとのこと。日本語で呼ばれる日が待ち遠しいですね。

<記事化協力>
日常系ブーバチカさん(@buberdori

(一柳ひとみ)