おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

Switch後継機は現行機と互換性あり 任天堂古川社長が経営方針説明会で言及

 11月6日に行われた任天堂株式会社の「2025年3月期 第2四半期決算説明会/経営方針説明会」にて、「Nintendo Switchの後継機種ではNintendo Switch向けソフトも遊べる」ことが公表されました。

 また、Nintendo Switchの有料オンラインサービスである「Nintendo Switch Online」も、後継機種で引き続き利用可能とのことです。

  •  今回の発表は、任天堂が企業広報・IRに関する情報を発信する公式Xアカウントでも、同社の社長である古川俊太郎氏の名義で行われています。

     あわせて公開されているプレゼンテーション資料によると、これまでのゲーム専用機では、購入履歴や遊んだ記録をプラットフォームの世代を超えて持ち越すことが出来なかったことを反省点としてあげており、これが2016年に始まったニンテンドーアカウントサービスを通じ、ユーザーの記録を引き継いでいくことが可能になったとのこと。現行機でサービスを利用している方にとっては、まさに朗報と言えるでしょう。

    プレゼンテーション資料の一部

     さらに、Nintendo Switchの後継機種ではNintendo Switch向けソフトも引き続き使用可能とのこと。既に購入したSwitch用ソフトがそのまま遊べるということであれば、スムーズに後継機種へ移行することが出来そうです。

     5月に行われた発表では、「Nintendo Switchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います」としていました。今回発表された現行機種との互換性を含め、どのようなハードになるのか、今後の続報にも期待が高まります。

    <参考・引用>
    任天堂株式会社(企業広報・IR)(@NintendoCoLtd
    [任天堂HP]「2025年3月期 第2四半期決算説明会/ 経営方針説明会(オンライン)プレゼンテーション資料
    ※掲載画像は「2025年3月期 第2四半期決算説明会/ 経営方針説明会(オンライン)プレゼンテーション資料」のスクリーンショットです。

    (山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • 任天堂の謎動画「Close to you」、やはりピクミンだった!「ニンテンドーピクチャーズ」初のショートムービー
    ゲーム, ニュース・話題

    任天堂の謎動画「Close to you」、やはりピクミンだった!「ニンテンドー…

  • 任天堂が謎の映像「Close to you」を公開 ピクミン新作?ロゼッタ?ファンの考察が過熱
    ゲーム, ニュース・話題

    任天堂が謎の映像「Close to you」を公開 ピクミン新作?ロゼッタ?ファ…

  • 実家で「任天堂で遊ぼう」の誘い 思わぬ“ゲーム”が登場も「紛うことなき任天堂」
    インターネット, おもしろ

    実家で「任天堂で遊ぼう」の誘い 思わぬ“ゲーム”が登場も「紛うことなき任天堂」

  • ナムコ初の自社開発作「ジービー」復刻 アケアカ版で現行機向けに登場
    ゲーム, ニュース・話題

    ナムコ初の自社開発作「ジービー」復刻 アケアカ版で現行機向けに登場

  • 35年の時を経て蘇る!唯一の公式ゲーム「シティーハンター」が現行機に移植決定
    ゲーム, ニュース・話題

    35年の時を経て蘇る!唯一の公式ゲーム「シティーハンター」が現行機に移植決定

  • 早すぎた名機「バーチャルボーイ」が令和にまさかの復活 Nintendo Switchでプレイ可能に
    ゲーム, ニュース・話題

    早すぎた名機「バーチャルボーイ」が令和にまさかの復活 Nintendo Swit…

  • 「ザ・ファブル」初のゲーム化 独自の“マンガ構築バトル”を採用
    ゲーム, ニュース・話題

    「ザ・ファブル」初のゲーム化 独自の“マンガ構築バトル”を採用

  • 任天堂の新アプリ「かおマリオ」レビュー 大人にこそ遊んでほしいゆるゲーだった
    ゲーム, コラム・レビュー・取材

    任天堂の新アプリ「かおマリオ」レビュー 大人にこそ遊んでほしいゆるゲーだった

  • Nintendo Switch 2、販売方式が「抽選」から「招待」へ マイニンテンドーストアで9月から開始
    ゲーム, ニュース・話題

    Nintendo Switch 2、販売方式が「抽選」から「招待」へ マイニンテ…

  • RTA in Japan、任天堂作品を2025年夏大会で除外 無許諾利用の指摘受け
    ゲーム, ニュース・話題

    RTA in Japan、任天堂作品を2025年夏大会で除外 無許諾利用の指摘受…

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始
    商品・物販, 経済

    パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始…

  • ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
    商品・物販, 経済

    ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる

  • あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤
    インターネット, おもしろ

    あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤

  • エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は注意
    インターネット, 社会・物議

    エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は…

  • 「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト
    インターネット, びっくり・驚き

    「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト

  • 「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か
    インターネット, 社会・物議

    「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト