おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

ナムコ初の自社開発作「ジービー」復刻 アケアカ版で現行機向けに登場

 株式会社ハムスターは10月2日、Nintendo SwitchおよびPlayStation 4向けに「アーケードアーカイブス ジービー」を、さらにNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに「アーケードアーカイブス2 ジービー」を配信開始しました。

  •  「ジービー」は1978年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたアーケードゲーム。ブロック崩しにピンボールの要素を取り入れた、独自のゲーム性で注目を集めた作品です。

     当時ナムコが初めて自社開発したタイトルであり、同社のゲーム開発史において大きな節目となった記念碑的作品でもあります。画面上部に配置されたブロックを弾き飛ばす爽快感と、ピンボールのような得点ギミックが組み合わさったルールは、後のゲームデザインにも大きな影響を与えました。

    「アーケードアーカイブス ジービー」

    「アーケードアーカイブス ジービー」

     今回配信された「アーケードアーカイブス」版では、オリジナルの雰囲気をそのままに現行機でプレイ可能。さらにマウス操作にも対応し、より直感的なプレイが楽しめるようになっています。

     価格はSwitch版が838円(税込)、PS4版が837円(税込)、Switch 2/PS5/Xbox Series X|S版となる「アーケードアーカイブス2 ジービー」は1100円(税込)。いずれも1〜2人でプレイ可能で、レーティングは「IARC 3+(3歳以上)」となっています。

     当時のアーケードを知る世代にとっては懐かしさを呼び起こす作品であり、一方で若い世代にとっては「ナムコが最初に手掛けたタイトル」を体験できる貴重な一作。

     ブロック崩しやピンボールといった、クラシックゲームの魅力を改めて味わえる今回の復刻は、レトロゲームファンだけでなく、ゲーム史に興味を持つ人にも見逃せない配信となりそうです。

    あわせて読みたい関連記事
  • アクリルロゴディスプレイSounds PlayStation
    ゲーム, ホビー・グッズ

    あの起動音が再び 「アクリルロゴディスプレイSounds PlayStation…

  • クッピーラムネがまさかのSwitch2用ワイヤレスコントローラーに レトロかわいさ全開&機能盛り盛りの本格派で登場
    ゲーム, ニュース・話題

    クッピーラムネがまさかのSwitch2用ワイヤレスコントローラーに レトロかわい…

  • まるで特殊詐欺現場? 「あつ森」複数台通信の光景を例えた妻の一言がもっともすぎた
    ゲーム, ニュース・話題

    まるで特殊詐欺現場? 「あつ森」複数台通信の光景を例えた妻の一言がもっともすぎた…

  • 35年の時を経て蘇る!唯一の公式ゲーム「シティーハンター」が現行機に移植決定
    ゲーム, ニュース・話題

    35年の時を経て蘇る!唯一の公式ゲーム「シティーハンター」が現行機に移植決定

  • 「ザ・ファブル」初のゲーム化 独自の“マンガ構築バトル”を採用
    ゲーム, ニュース・話題

    「ザ・ファブル」初のゲーム化 独自の“マンガ構築バトル”を採用

  • 初代PlayStationを模したじゃばら式財布
    ゲーム, ホビー・グッズ

    初代プレステグッズが特別付録に 「MonoMaster」11月号で懐かしの本体を…

  • 「使わなくなった旧Switch」どうする? Xで注目、“寄贈”という選択肢
    インターネット, 社会・物議

    「使わなくなった旧Switch」どうする? Xで注目、“寄贈”という選択肢

  • 「じゃじゃ丸くん」「シティコネクション」「フォーメーションZ」……ジャレコの名作MSXタイトルがSwitchで復活
    ゲーム, ニュース・話題

    「じゃじゃ丸くん」「シティコネクション」「フォーメーションZ」……ジャレコの名作…

  • 「ときメモ」最新作にトンデモバグ 最新パッチで「親友の彼女が告白してくる不具合」修正
    ゲーム, ニュース・話題

    「ときメモ」最新作にトンデモバグ 最新パッチで「親友の彼女が告白してくる不具合」…

  • 再生ボタンであの音が!「PlayStation」歴代コントローラーがガシャポン化
    ゲーム, ホビー・グッズ

    再生ボタンであの音が!「PlayStation」歴代コントローラーがガシャポン化…

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 長州力が“大物”と対戦?カーテン相手に「かかってこい!」と意気込むも、試合中(つけおき中)にまさかの爆睡
    エンタメ, 芸能人

    長州力が“大物”と対戦?カーテン相手に「かかってこい!」と意気込むも、試合中(つ…

  • BOSSが大相撲とコラボ 「両国ブレンド」の微糖缶「土俵際の底力」発売へ
    商品・物販, 経済

    BOSSが大相撲とコラボ 「両国ブレンド」の微糖缶「土俵際の底力」発売へ

  • 「本屋で、夜明けだ。」 紀伊國屋書店新宿本店が初のオールナイトフェス「KINOFES 2026」開催
    企業・サービス, 経済

    「本屋で、夜明けだ。」 紀伊國屋書店新宿本店が初のオールナイトフェス「KINOF…

  • Netflixシリーズ「イクサガミ」シーズン2制作決定 世界を熱狂させた“侍バトルロワイヤル”が再び
    TV・ドラマ, エンタメ

    Netflixシリーズ「イクサガミ」シーズン2制作決定 世界を熱狂させた“侍バト…

  • 大阪王将が餃子の皮から生まれたドーナツ「ぎょーナツ」発売 まさかの「餃子味」も
    商品・物販, 経済

    大阪王将が餃子の皮から生まれたドーナツ「ぎょーナツ」発売 まさかの「餃子味」も

  • 「『刀剣乱舞 ONLINE』 鶴丸国永の恵方巻」
    商品・物販, 経済

    ファミマ、2026年恵方巻に「刀剣乱舞」再臨 鶴丸国永をイメージ

  • トピックス

    1. 「LINEグループ作成」を要求する詐欺メールに注意 海外のサイバー監視が日本向け攻撃を警告

      「LINEグループ作成」を要求する詐欺メールに注意 海外のサイバー監視が日本向け攻撃を警告

      海外のサイバー脅威情報を発信する「Hackmanac」が12月19日、日本国内の複数の組織を標的とし…
    2. 電話対応の様子(NORAD Tracks Santa Newsroom)

      NORAD、サンタ追跡作戦に万全の体制 即時追跡方針を強調

      米国防総省は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)による重要ミッション「サンタ追跡作戦」を、2025…
    3. Google、ダークウェブレポートを終了 実用的な対処支援へ重点移行

      Google、ダークウェブレポートを終了 実用的な対処支援へ重点移行

      Googleは12月16日、個人情報がダークウェブ上に流出していないかを確認できる「ダークウェブ レ…

    編集部おすすめ

    1. 「漆黒の指輪」は実在したものの……サン宝石、カプセルトイ「中二病が疼くリング」の“誇大表現”を謝罪

      「漆黒の指輪」は実在したものの……サン宝石、カプセルトイ「中二病が疼くリング」の“誇大表現”を謝罪

      アクセサリーや雑貨の販売で知られる「サン宝石」は12月16日、同社が展開するカプセルトイ「中二病が疼くリング」について、公式サイトおよびSN…
    2. 雨や洪水の警報が変わる 新・防災気象情報、警戒レベル表示で行動判断しやすく

      雨や洪水の警報が変わる 新・防災気象情報、警戒レベル表示で行動判断しやすく

      国土交通省と気象庁は12月16日、雨や洪水などの危険を伝える「防災気象情報」について、2026年(令和8年)の大雨シーズンから新たな運用を始…
    3. コミケの名物現象がまさかのグッズ化 「食べられるコミケ雲(わたあめ)」爆誕

      コミケの名物現象がまさかのグッズ化 「食べられるコミケ雲(わたあめ)」爆誕

      夏コミ名物、会場の熱気と参加者の汗が昇華して天井付近に発生するという伝説の現象「コミケ雲」。まさかそれを口にできる日が来るとは、誰が想像した…
    4. Reactに「CVSS 10.0(最高)」の脆弱性 IPAが注意喚起

      Reactに「CVSS 10.0(最高)」の脆弱性 IPAが注意喚起

      情報処理推進機構(IPA)は12月10日、多くのウェブサービスで使われている開発技術に重大な問題が見つかり、国内でも悪用したとみられる攻撃が…
    5. ライバー事務所4社に公取委が注意 「移籍しづらい」契約に懸念

      ライバー事務所4社に公取委が注意 「移籍しづらい」契約に懸念

      ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」で活動するライバーをサポートしている事務所4社が、所属ライバーの“退所後の活動”を不当にしばっ…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト