雑貨クリエイターの「もとき れお」さんが発明した、荷造りが楽しくなる「のりまき圧縮袋」が話題を呼んでいます。

 Xに投稿された写真には、のりまき状に巻かれた衣類の姿が。圧縮袋自体に、のりまきのデザインが施されています。

 もときさんがこれまで作ってきたアイテムは、「口に無理やりねじ込むタオルホルダー」や「電気メーター型CDプレイヤー」など、本当に楽しくて面白いものばかり。遊び心が満載で、実際に手に取って使用してみたくなるものばかりです。

 今回の作品も、そんな使ってみたくなる一つ。もときさん自身が、旅先で圧縮袋を使っていた時に閃いたそうです。

 袋をクルクル巻いて空気を抜く動作が、のりまきを作る動きに似ていると感じたのがきっかけとのこと。「デザインを工夫するだけで荷造りがちょっと楽しくなるのでは?」と思い、実際に作ってみたといいます。

旅先で圧縮袋を使っていた時に思いついた「のりまき圧縮袋」

 こだわったところは、チャック部分に「きゅうり」や「かんぴょう」、「卵」などの具材を配置したこと。これにより、バリエーションが生まれ、見た目も楽しげになると考えたのだとか。たしかにこれならいろいろな種類ののりまきが出来て持っていても楽しそうです。

 ちなみにこの「のりまき圧縮袋」は、現時点では商品化にはまだ至ってなく、写真を合成したものをコンセプトアイデアとして公開している段階。

 もしも商品化するなら、旅行時に着替え用のTシャツや薄手のパーカー、軽めの衣類が3~4着ほど入る大きさを考えているそう。さらに家族旅行用に少し大きめのサイズ展開など、サイズのバリエーションも検討したいと語ります。

 ただ、商品化に向けて圧縮袋のメーカーに問い合わせしたところ、製造ロットが大きすぎて今は断念しているそう。商品化にはまだまだ乗り越えなければいけないことが数多くありそうですが、ぜひ完成させてほしいですね。

<記事化協力>
もとき れおが / 雑貨クリエイターさん(@reoga_motoki

(佐藤圭亮)