ファミリーマートとジョイアス・フーズは5月30日、近畿7府県の店舗で販売されたうどん商品の一部において、麺の中に樹脂繊維が混入していたことを発表した。

 「うどんの麺の中に樹脂繊維が混入している恐れがあります」と説明しており、購入者には十分な注意を呼びかけている。

 対象となるのは、ジョイアス・フーズが製造した「資さんうどん監修 肉ごぼ天うどん」、「レンジ釜炊きお揚げのきつねうどん」、「北海道産小麦の小麦粉使用 冷しぶっかけうどん」、「国産とろろ芋の冷し明太とろろうどん」、「半熟玉子入り大盛冷しぶっかけうどん」、「国産鶏むね肉使用 冷し鶏天おろしうどん」、「お手軽!冷しぶっかけうどん」の7商品。

 これらの商品は、いずれも商品裏面に消費期限「2025年6月1日午後1時」と記載されており、製造はジョイアス・フーズ京都工場によるものだった。

 対象商品の販売地域は、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県、三重県の一部店舗(計2628店)。販売期間は「2025年5月30日(金)」となっている。

 現在のところ、健康被害の報告は寄せられていないとしているが、購入済みの対象商品またはレシートを持参すれば店舗で返金に応じるとのこと。

 両社は「お客さまには、多大なご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしており、再発防止のために管理体制の一層の強化に努めると説明した。

<参考・引用>
ファミリーマート公式サイト「2025年5月30日 商品に関するお詫びとお知らせ