サイゼリヤが2025年6月25日に一部店舗で開始したモーニングメニュー「朝サイゼ」。その後も対象店舗を増やし、11月には千葉・埼玉エリアも含めた4店舗で新たに提供を開始します。
サイゼの朝食……その実力やいかに。気になって仕方がなかったので、サービスが広がりつつあるこのタイミングで、実際に食べに行ってみました。
■ 千葉・埼玉エリアを含む4店舗が新たに提供開始 朝サイゼ対象店舗は7つに
11月に新たにモーニングの提供が開始となるのは、池袋芸術劇場前店(5日開始)、新宿西口エルタワー店(10日開始)、船橋駅南口店(15日開始)、浦和西口店(20日開始)の4店舗。
すでに実施している3店舗を含め、朝サイゼ提供店舗は合計7つになりました。
今回足を運んだのは新オープンした4店舗のうちの1つ、新宿西口エルタワー店。
店に着いたのは平日朝8時45分ごろでした。周辺にはオフィスビルがたくさんあるので、それなりに混んでいるかと思いきや、そんなことはなく。店内には筆者を除けば3組しかおらず、席も自由に座ってよい方式でした。
適当な席を選んで、早速メニューをオープン。いつもとは違うデザインのメニューにモーニング感を感じます。
ラインナップはとても充実していて、朝食限定メニュー以外にも、レギュラーメニューの定番である「ほうれん草のソテー」「柔らかい青豆の温サラダ」なども頼むことができます。
今回はせっかくなのでフード1品とドリンクバーが一緒になった「コンビ」の中から、「パンチェッタとチーズのパニーニ」を選択しました。価格は税込400円。
……400円?
■ サクサクふわふわのフォッカチオが美味しい!2種類のメニューで大満足の朝時間
フードが届くのを待つ間、ドリンクバーを飲んで待ちます。
ドリンクバーもついて400円というのはお得、を通り越して安すぎでは……?ワンドリンクでもなんら文句がない価格帯なのに、ドリンクバーとは。すごい。
しばらくすると「パンチェッタとチーズのパニーニ」が到着。メニューにはコーヒーと相性がよいと書いてあったので、ドリンクバーでホットコーヒーをお代わりしてきて一緒に飲みます。
ちなみにパニーニとはイタリアのホットサンドのこと。朝サイゼの場合、具材を挟むパンにはフォッカチオが使用されています。
パニーニの中身は塩漬けにした豚バラ「パンチェッタ」と、チーズ。開いた瞬間から香ばしい香りが漂い、食欲を刺激してきます。
油紙付きなので、そのまま手で食べることができるのも嬉しいですね。
ほんのり焼き色がついたフォッカチオは、外はサクサク軽やかで、中はふんわりとした食感。
パンチェッタの旨みと塩気が、チーズのまろやかさとマッチしていて美味しいです。重すぎず軽すぎず、ちょうどよくお腹を満たしてくれる味。さらにコーヒーを飲めば、寝起きの頭は完全に目覚めます。
しかしながら朝からがっつり行きたい派の筆者としては、パニーニひとつだとやや物足りず。
追加で「焼きシナモンフォッカチオ」の単品を注文しました。価格は税込200円です。
テーブルの上に置かれた直後から、ふんわり漂ってくるシナモンの甘い香り。フォッカチオの中身はバターとシナモンシュガーです。
こちらはアップルジュースとの相性がいいそうなので、その通りにします。これでドリンクは3杯目。
パニーニと同じくほどよく焼けたフォッカチオはサクサクふかふか。そしてじゅわっとはみ出すように口の中に広がるバターのコクと、シナモンシュガーの上品な甘さ。シュガーのざらざらとした食感が少し残っているのがいいアクセントになっていて、こちらもこちらで美味しい。
アップルジュースと一緒に飲むと、シナモンの香りと相まって、アップルパイの雰囲気。味と価格だけでなく、アレンジの余地も与えてくれるのが、とてもサイゼリヤらしいです。
フード2種類とドリンクバーで合計600円。味もボリュームも価格も大満足の朝時間を過ごすことができました。
■ サイゼリヤのモーニング 充実のメニューと価格に大満足
モーニングメニューはほかに、コンビメニューにポテトのグリルがプラスされた「セット」などもあり、1度ではコンプリートできないほど充実。
モーニングの提供店舗は現在7店舗。今後も拡大を予定しているようなので、お近くの店舗で実施された際にはぜひ、利用してみては。
なおモーニングの時間帯は店舗によって異なるため、詳細はサイゼリヤ公式サイトなどで確認してください。
<参考・引用>
サイゼリヤプレスリリース「『朝サイゼ』11月より4店舗で順次スタート!」
(ヨシクラミク)

















































