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2025年2月21日(土)に開催された、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.鹿児島レブナイズ】の結果は、 “福岡102-69鹿児島”で福岡の勝利となりました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35567/356/35567-356-2f63d6a8a4c87305dc8308c0e2ff3b17-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【試合結果】
【福岡】102-69【鹿児島】
1Q 28-17
2Q 19-23
3Q 34-12
4Q 21-17
【戦評】
【前半】
両チームにとってプレーオフの進出を大きく左右する西地区首位攻防戦のGAME1。スターティング5に入った#34アギラールのフリースローで幕を開けると、さらに#24谷口、#7西川のシューター陣が3Pシュートを射抜く。対する鹿児島は#3ハームス選手がゴール下で堅いディフェンスを見せると、そのままリングまで走りフリースローを獲得し得点。さらに鹿児島は得点後にオールコートディフェンスを仕掛けて福岡を罠に嵌めペースを掴もうとする。福岡は鹿児島の積極的なディフェンスを攻略すると、アギラールがダンクシュートを決め、さらに途中出場の#13中田も3Pシュートを沈め得点を重ねる。
第2クォーターに入ると鹿児島の#1エニス選手の技が光り連続で得点。さらに、福岡のインサイドの要#25バーレルが3つ目のファウルを犯しベンチに下がると、福岡は鹿児島に12-0のランを許し、一進一退の展開になる。そんな中、鹿児島のインサイドの柱であるハームス選手が2つ目のテクニカルファウルを受け痛恨の退場となり、福岡に流れが傾き始める。福岡の#1中村が連続3Pシュートを決めると、#0會田も続き、前半はチーム全体で15本中6本(40%)の3P成功率を記録。福岡が47-40と7点リードで折り返した。
【後半】
福岡はスターティング5とはメンバーを変え第3クォーターに臨むと、西川、谷口、會田、中村の3Pシュートが次々と決まり、オフェンスの勢いが増していく。ディフェンスではアギラールや#33加藤がスティールで鹿児島のオフェンスを断ち切り、チーム全体でプレッシャーをかけ続ける。鹿児島は#11森田選手がオフェンスをつくり、インサイドをエニス選手のみにするといったメンバー交代をしながら反撃のきっかけを探るが、勢いが止まらない福岡が第3クォーター終了時点で81-52と大きなリードを奪った。
最終クォーターに入っても鹿児島の追撃を許さなかった福岡は、最終的に鹿児島の3Pシュート成功率を20%に抑える。福岡は試合を通じて31本中14本(45.2%)と高確率で成功させ、さらに、ペイント内得点でも鹿児島の20点に対し、40点を記録し圧倒。西地区首位攻防戦のGAME1を快勝し、西地区30勝一番乗りを果たした。
コメント
【浜口炎HCコメント】
・今日の試合を振り返って
先週のアウェー熊本戦でチームとしては非常にタフな連敗をしてしまいましたが、今日は首位攻防戦ということもあって、選手たちも練習から非常にハードにトライして、試合でいい部分が出たと思います。
守備の面では私達がポイントで挙げていたのが、鹿児島のAJ(アンソニー・ゲインズ・ジュニア選手)選手と、ハームス選手のところはチームとしては脅威であるということが一つと、3Pシュートの守備のところで、新しいプレーヤーのエニス選手がかなり遠くからも打てるので、そこをいかにチームとして防ぐかを重要視していました。スイッチを上手く使いながら対応出来ていましたし、AJ選手の得意なドライブの部分を押さえたり、要所でしっかりポイントを押さえてディフェンスとリバウンドを頑張れたと思います。
・明日の試合に対して
大事な直接対決で先手を取ることが出来て、明日に向けて入りやすくなりました。
もちろん勝つことが大前提ですが、明日もう一つ、JB(ジャスティン・バーレル選手)とパブロ(アギラール選手)のファウルトラブルに気をつけながら、しっかりプレーしたいと思っています。
【パブロ・アギラール選手コメント】
・今日の試合を振り返って
今日はすごく興奮した試合でした。ファンの前でプレーできたことを嬉しく思いますし、チームのためにもしっかり貢献して勝てたこともあって、こういった重要な試合で結果を残せてよかったです。
オフェンス、ディフェンスに関しても真剣に取り組めて、特にオフェンスの部分ではボールをうまく回してシェアできて、ブースターにも美しいバスケットを見せられたと思います。途中でハームス選手が退場となりましたが、ディフェンスも今回はよかったと思いますし、69点といい数字で相手を守れたと思います。修正点ももちろんあるので、これからしっかりチームとして向上していきたいです。
JB(バーレル選手)のファウルトラブルというのはチームとして苦しかったですが、JB以外にもチームには力のある選手がいるので、JBがいなくても11人全員でしっかりカバーするということをしました。何をすればいいかをわかったうえで、みんながプレーしたからこそシュートも万遍なく打っていますし、スティールの数も多かったです。チームとして戦えたことがよかったと思います。
鹿児島はこの前のゲームで富山に15点差あけられていたところをひっくり返したように、最後まで諦めないチームです。ハームス選手が抜けても気を抜かず残りの20分間を戦おうとチームのみんなに伝えました。
・ブースターの前で久しぶりにプレーしてどうだったか
お客さまがいっぱいいる中でバスケをすることが本当に好きですし、席が埋まった状態でプレーするというのはすごく心地よく思っています。本当にファンの皆さまの応援がサポートになっていますし、いつもエネルギーをもらっています。選手たちがもっとハードに強くプレーするためには、お客さまの力が必要だと思っています。今後もこういったサポートが必要だと思っているので、もっと多い観客の中でプレーできることをこれからも望んでいます。
【ハイライト】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=wpEujCaTP7U ]
【バスケットLIVEで見逃し配信を見る】
https://basketball.mb.softbank.jp/lives/503727?utm_source=club&utm_medium=RF&utm_campaign=club_RF_016