
マテリアルズ・インフォマティクス(以下MI)による材料開発支援を提供するPOLYMERIZE合同会社(本社:東京都港区、社長:Kunal Sandeep、以下、当社)は、MIプラットフォーム、試作・試験受託、プロフェッショナル支援の3つの要素を組み合わせた All-in-One型材料開発支援サービス「Polymerize One(TM)」の提供を開始しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127598/8/127598-8-a8fa42aea7c957b4b93d9b820dd35b2f-3900x1319.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Polymerize One サービス概要
「Polymerize One(TM)」が解決したい材料開発における課題
Polymerizeはこれまで、統合型MIプラットフォーム「PolymerizeLabs」を提供し、新規材料開発の効率化を支援してきました。今回リリースする「Polymerize One(TM)」では、「PolymerizeLabs」の活用に加え、試作・評価試験受託のグローバルネットワーク、そしてMIスペシャリストによるドメインサポートの要素を組み合わせることで、新規材料開発における下記のようなボトルネックを解消し、迅速かつ効率的な材料開発を実現します。
- 実験データの不足
- 自社で試作、試験できる環境、キャパシティの不足
- 製品性能のブレークスルーを目指すため、より上流のレベルにまで遡って開発を進めたいが
(例:配合に留まらず、合成レベルでの最適化を目指したい)、自社に設備能力が無い
All-in-One型材料開発支援サービスの特徴
「Polymerize One(TM)」の3つの要素と特徴は、下記の通りです。
- 統合型MIプラットフォーム
Polymerize Labsの機能を活用し、データ管理・分析・AI解析を一気通貫に行うことで、より効率的かつスピーディに目標を達成。
- 試作・評価試験受託のグローバルネットワーク
当社提携研究機関での試作や評価が可能になり、自社に実験設備や試験環境がない企業様でも、実験データを生成し、MIのワークフローを推進。
- MIスペシャリストによるドメインサポート
プロジェクト全体を通して、MI駆動型開発を進めるためのアプローチの立案や、プロジェクトマネジメントなど、目標達成のための技術コンサルティングを提供。材料開発およびMIの専門家のサポートを受けることで、より迅速かつ精度の高い材料開発が可能に。
サービス適用イメージ
- 弊社提携研究機関にて試作・評価試験を実施し、MI活用を前提とした実験データを生成
- 上記にて取得したデータを基に、当社プラットフォーム「Polymerize Labs」を用いてデータ分析、予測モデルを構築。新たな原理原則を特定し、目標特性を満たす実験条件を逆解析。
- 解析から導出された条件をもとに再度提携研究機関にて実験を行い、プラットフォーム上にデータを蓄積、モデルを改善。
- 目標特性を満たした材料を、材料メーカー様にて最終評価。
- 蓄積されたデータとAIモデルによって解析された原理原則は、資産としてその後の開発にも継続活用が可能。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127598/8/127598-8-22b0f8a45982fdd44e55e2b0b029b08c-3900x1098.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
これらの連携により、データ生成・予測モデルの構築・検証実験までを一貫して実施し、最適条件を導出することで、効率的な材料開発と市場投入までのリードタイム短縮を可能とします。
【MIプラットフォーム「PolymerizeLabs」について】
「Polymerize Labs」は、シームレスなデータ管理とノーコードでAI活用を可能にする、統合型マテリアルズインフォマティクスプラットフォームです。
材料開発のプロフェッショナルによって設計された当プラットフォームは、様々な材料開発データの整理・AI活用に特化したデータ管理基盤と、多種多様な機械学習アルゴリズムを備えた柔軟性の高いAIエンジンをベースに、様々な材料分野においてデータドリブンな開発プロセスを提供します。また、8ヶ国語に対応したプラットフォームと、日・英 両言語でサポート可能な当社サービスを活用いただくことにより、グローバルレベルの協業も可能となります。
【Polymerizeについて】
「AIで材料開発に変革を - マテリアルズ・インフォマティクスのPolymerize」 Polymerizeは本社をシンガポールに置くグローバル企業で、アジア・ヨーロッパ・アメリカ、そして日本のお客様とともに素材開発の新たな可能性を追求するべく、日々研究開発活動を行っております。 マテリアルズ・インフォマティクスの必要性が高まる一方で、研究開発現場が抱える課題に対し、お客様の状況に即した最適なアプローチをご提案し、効率化を支援します。 本社がシンガポールに立地している特徴を活かし、今後もグローバルスタンダードと日本のスタンダードの双方を取り入れた、ワンランク上のマテリアルズ・インフォマティクスプラットフォーム作りと伴奏支援を推進してまいります。
【会社概要】
社名:POLYMERIZE合同会社
本社所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル11F
代表者:Kunal Sandeep
事業内容: マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発支援
設立: 2023年5月
HP:https://polymerize.jp