おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

未来がここに:Visa Asia Pacific、AIを活用した新たな時代のコマースを発表

update:
   
ビザ・ワールドワイド
本リリースは2025年5月30日にシンガポールにて発表されたリリースの抄訳です。



- デジタル決済テクノロジーのグローバルリーダーであるVisa、アジア太平洋における新たなイノベーションとパートナーシップを発表
- 新製品の投入と新たなパートナーシップにより、同地域における柔軟で安全なサービスの普及を推進


Visa Asia PacificはMedia Showcaseを開催し、アジア太平洋地域のコマースの未来を紹介し、同地域のコマースの新たな時代を実現する一連の製品イノベーションと戦略的なパートナーシップを発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6846/329/6846-329-3ac760805afc10492a2094cb746b5542-2700x1800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6846/329/6846-329-2d65163c53882c976e0365c54c7d8d93-2700x1800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



Visaの最高製品・戦略責任者(Chief Product and Strategy Officer)のJack Forestellは次のように述べています。「当社のグローバルネットワークの強みと、ここアジア太平洋地域における決済イノベーションのリーダーシップを活かして、コマースを大きく変える新たな製品とソリューションを投入し、高い信頼性とセキュリティを備えたAI決済をアジア太平洋地域で提供します。」

Visa Asia PacificのMedia Showcaseでは、AIを活用したデジタルコマースにより、アジア太平洋地域の消費者が製品やサービスを発見し、購入するあり方が大きく変わることを紹介しました。近い将来、AIエージェントがユーザーに代わって商品の検索、選択、購入、管理を行うようになると、決済の信頼性がこれまで以上に重要となります。Visaの新たなAI活用ソリューションは、AI基盤サービス企業やフィンテック、銀行・カード会社、加盟店など地域のパートナーに、Visaネットワークとシームレスにつながることのできる方法を提供し、安全でフリクションレスな決済体験を実現します。

本日の発表の中心となるのは、Visa Intelligent Commerceです。これはVisaの決済ネットワークをディベロッパーやエンジニアに開放し、アジア太平洋における第一世代のAIコマースを構築する新たな取り組みです。Visaは本日、安全でシームレスなチェックアウト体験を実現するAIコマースの開発でAnt International、Grab、Tencentと連携していることを発表しました。

Visa Intelligent Commerce:アジア太平洋地域の新たな時代
Visa Intelligent Commerceは統合された一連のAPIとコマーシャルパートナープログラムをAIプラットフォームで提供し、ディベロッパーがVisaのAIコマース機能を安全かつ大規模に展開できるようにするものです。

Ant Internationalは、デジタル決済、デジタル化及び金融テクノロジーを提供するグローバルな企業です。Grabは東南アジアの主力スーパーアプリで、配車サービス、フード宅配、デジタル決済、金融サービスを8市場で提供しています。TencentはWeixinや中国最大のスーパーアプリであるWeChatを含め、幅広いデジタルプロダクトやサービスを展開する多国籍のテクノロジーリーダーです。

過去25年にわたり、Visaのグローバルネットワークでは3兆3000億件の取引を扱ってきました。現在、VisaはAIによるコマースの実現に向け、その基盤、標準、機能をさらに高度化させ、アジア太平洋全域の消費者のための新たな機会の創出に取り組んでいます。近い将来、AIエージェントが身近なプラットフォームに組み込まれ、Visaの48億のクレデンシャルを利用して、世界中の何百万もの加盟店において取引することが可能となります。

Visaの Asia Pacificプロダクト・ソリューション責任者のT.R. Ramachandranは次のように述べています。「グローバルコマースが急速に進化し続ける中、Visaはアジア太平洋全域で未来のコマースを実現するイノベーションを最前線で提供し続けます。」

さらに続けて、こう述べました。「AIエージェントはコマースにおいて、食料品の注文などの定期的なものだけでなく、イベントチケットや旅行の手配といったより複雑なものも扱えるようになると考えています。高い信頼性を誇るVisaの決済基盤とAI機能を組み合わせることで、シームレスで安全でより楽しい体験を消費者、加盟店、企業に同様に提供します。」

アジア太平洋地域向けの新たな製品・機能
Visaは、アジア太平洋地域の消費者や企業の決済ニーズの変化に対応するソリューションにより、製品ポートフォリオを拡充し続けています。

ステーブルコイン:Visaは5年以上にわたり暗号資産のスムーズな取引を支えており、ステーブルコイン対応のカード、決済、プログラマブルマネーなどにサービスを拡大しています。ステーブルコイン対応カードを介したオンランプ、オフランプ(暗号資産と法定通貨の変換)により、消費者はVisaクレデンシャルを利用して、法定通貨でステーブルコインを購入し、Visa加盟店での支払いをステーブルコインで行うことが可能となります。アジア太平洋地域では、DCS Singapore、DTC Pay、StraitsXと連携してステーブルコイン対応カードを提供し、規制された基盤をとおした換金を実現しています。

ステーブルコインによる年中無休の決済を実現:Visaはこれまでにステーブルコインにより2億2500万米ドルの決済を参加するクライアントと行ってきていますが、2026年度までに世界のステーブルコイン決済額10億米ドルを目指しています。アジア太平洋地域では、StraitsXと連携してステーブルコイン決済を提供しています。

Visaトークン化資産プラットフォーム(VTAP)をとおして、パートナーがフィアット担保型トークンの発行、管理を行うことのできる基盤を提供し、パブリック/プライベートブロックチェーンの相互接続性を確保し、プログラマブルファイナンス、トークン化資産の取引、円滑な越境資金移動を実現します。Visaは今年後半から2026年にかけ、より多くのパートナーにVTAPを提供していく予定です。

Flex Credential:VisaのFlex Credentialは、デビット、クレジット、リワードポイント機能を切り替えて利用できる次世代のカードで、アジア太平洋地域で注目が高まっています。Flexの第一弾は、三井住友銀行および三井住友カード株式会社と連携して2年前に日本で立ち上げたOliveと呼ばれるサービスです。現在、500万人以上のOlive口座契約者にVisa Flex Credentialのメリットを提供しています。Oliveカード保有者の過去1年間の取引額は、日本国内の平均的な取引額と比較して平均40%高く、高い実績を誇っています。

Visaと三井住友カードはVisa Flex Credentialを拡充し、小規模事業者が一枚のOliveカードで事業口座と個人口座を切り替えられる柔軟性を提供し、クレジットやキャッシュフロー管理を支援しています。また、向こう数ヶ月間のうちに、ベトナムの銀行と連携してFlex Credentialを投入する予定です。

多様な支払い・受け取りに対応する新たな戦略パートナーシップ:Visaはアジア太平洋地域の消費者、加盟店、企業による支払いや受け取りをさらに簡単にする新たなサービスやパートナーシップを開始しています。

Visa Pay:参加ウォレットを国内外のVisa対応の実店舗およびオンライン加盟とつなぐサービスを、デジタルウォレットのユーザー数が最も多いアジア太平洋地域で提供します。LINE Pay(台湾)、MayaPay(フィリピン)、OpenRice(香港)、Woori Card(韓国)などの主力企業とのパートナーシップをとおして、Visaのグローバルネットワークへのアクセスを拡大し、世界中で、タッチ決済、スキャン決済、オンライン決済の多様化に取り組んでいます。さらに、Fomo Pay(シンガポール)、FonePay(ネパール)、Lakala(中国本土)、VN Pay(ベトナム)及びZero Pay(韓国)の加盟店ネットワークでもVisa決済が可能となります。

Digital Identity:デジタルユーザーの確認、認証のためのパスキー、Tap to Confirm、データ強化などの一連のソリューションです。このソリューションはデジタル特化型で消費者のフリクションを軽減し、取引データの強化や最先端の不正防止テクノロジーにより、決済のセキュリティ、決済承認率を向上させます。地域の新たなパートナーとして、オーストラリアのスーパーチェーンのColesや、マレーシアおよび東南アジアの主力金融サービス事業者のMaybankと連携します。

Visa Acceptは、零細販売事業者がNFC対応スマートフォンを使って対応Visaデビットカードで直接支払いを受け取ることのできる新たなソリューションです。ACB、サコム銀行(Sacombank)、VPバンクと連携してベトナムで立ち上げるこのサービスは、零細起業家や、露天商、フリーランス、農村地域のサービス事業者などインフォーマルセクターの事業者を支援します。参加イシュアーにより、カード保有者は銀行のモバイルアプリからタッチ決済による支払いの受け取りが可能となります。


【Visaについて】
Visaは電子決済の世界的リーダーとして、世界200以上の国と地域における決済取引によって消費者、 加盟店、金融機関や政府機関をつないでいます。Visaのミッションは、最も革新的かつ利便性や信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。私たちは、世界中のすべての人にとっての包括的な経済こそが、世界中の人々の生活を向上させ、経済へのアクセスが決済の未来へつながると信じています。詳しくは、Visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。

最近の企業リリース

トピックス

  1. ピクルス11枚!?肉×米の新バーガー「ピックルボールバーガー」に挑戦

    ピクルス11枚!?肉×米の新バーガー「ピックルボールバーガー」に挑戦

    なんだこれ……なんだこれ!?バーガーキングが5月30日に販売開始した「ピックルボールバーガー」が、二…
  2. 「悪役令嬢の中の人」アニメ化企画始動

    「悪役令嬢の中の人」漫画完結、アニメ化企画始動を同時発表 公式Xアカウントも開設

    まきぶろ氏の小説を原作とした白梅ナズナ氏の漫画作品「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒ…
  3. 偽公式からの当選通知を追跡!行き着いたのは「能登半島応援」を騙る悪質詐欺

    偽公式からの当選通知を追跡!行き着いたのは「能登半島応援」を騙る悪質詐欺

    「企業公式を装ったアカウントから妙な当選通知が来た」編集部に、こんな情報が寄せられました。企業公式を…

編集部おすすめ

  1. ファミマうどん商品に異物混入 近畿7府県の店舗で販売、返金対応
    ファミリーマートとジョイアス・フーズは5月30日、近畿7府県の店舗で販売されたうどん商品の一部におい…
  2. 手越祐也、初の「オールナイトニッポン0」登場!深夜にスーパーポジティブな2時間を生放送
    ソロアーティストとして活躍中の手越祐也が、ついにニッポン放送「オールナイトニッポン0(ZERO)」の…
  3. 渡邊渚さん、誹謗中傷や脅迫行為に法的措置 公式インスタでスタッフが声明
    元フジテレビアナウンサーで、現在フリーランスとして活動する渡邊渚さんの公式インスタグラムが5月29日…
  4. 「IQOS Together X」2025年キャンペーン発表 イタリアで伝統と匠の情熱に触れる旅
    フィリップ モリスが、「IQOS Together X」2025年の新キャンペーンを発表。今年は関西…
  5. Ploom AURAとEVO
    日本たばこ産業株式会社(JT)は、新型の加熱式たばこデバイス「Ploom aura」と専用のたばこス…

【特集】STOP!ネット詐欺!

  1. さまざまなネット詐欺に潜入調査!

    さまざまなネット詐欺に潜入調査!

     インターネット上にまん延する、さまざまな詐欺サイトに「わざと」引っかかる潜入調査記事をまとめました。
ネット詐欺へ潜入調査!記事特集

提携メディア

ページ上部へ戻る