
医療×テクノロジーを融合し、「病気で後悔しない社会へ」をミッションに掲げる株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:林大貴)は、ウェアラブル心電計を用いた心電図解析サービス「ホーム心臓ドックpro」を、車いすバスケットボールチーム「神奈川VANGUARDS」のメディカルチェックとして導入したことをお知らせいたします。
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一般アスリート以上に必要な車いすアスリートの健康管理
心疾患は日本人の死因第2位であり、特に無症状で進行するケースが多く、早期発見が難しい病気です。
アスリートにおいては、ハードなトレーニングや競技中の心身への負荷により、知らぬ間にリスクが高まるケースも見られます。
ココロミルが提供する「ホーム心臓ドック(R)」の検査統計においても、一般の方と比較して、プロアスリートの方々からは危険性の高い不整脈がより多く検出されております。
さらに、車いすバスケットボールの選手の中には基礎疾患を抱える方も多く、健康管理の重要性は一般アスリート以上に高いものとされています。
基礎疾患・移動制限・事故リスク―車いす選手の健康管理における“三重の壁”
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◆心臓・睡眠・ストレス…車いすアスリートに必要な“次世代の健康管理”
車いすバスケットボールにおいては、瞬発的な運動能力に加え、持久力や筋力、集中力を長時間維持する体力的・精神的な安定も不可欠です。しかし、選手の中には基礎疾患や既往歴を抱える方も多く、そんな中で日々の練習や試合における身体への負荷が、より大きな健康リスクにつながる可能性があります。
そのため、見た目にはわかりにくい「内側の健康状態」を把握することは、選手生命や競技力の維持だけでなく、命を守ることにも直結する重要なテーマとなっており、そのためには長期間にわたる健康維持が極めて重要とされます。
「神奈川VANGUARDS」でも、これまで身体的ケアは行われてきたものの、心臓疾患やストレス、睡眠時無呼吸症候群など“見えにくい健康リスク”への対応が課題となっていました。
◆病院や医療機関へのアクセスのハードル
通院にはバリアフリー環境の整備や同行者の確保、長時間の待機など、車いすユーザー特有の課題があり、外出そのものが体力的・精神的に大きな負担となることがあります。特に、心疾患の検査など専門性の高い医療機関を受診する際には、移動や予約調整のハードルが加わり、その負担はさらに大きくなります。
◆運転も自分でこなす選手たちが抱える、もうひとつのリスク
また、車いすスポーツの選手の多くは自身で車を運転して移動します。試合や練習、日常の移動も自分で車を運転してこなすことが多いため、万が一体調の急変が運転中に起こってしまうと、本人の命だけでなく、周囲の安全にも関わる重大なリスクに。
特に、不整脈や睡眠の質の低下、ストレスによる疲労が見えないうちにたまっていくと、突然の意識低下や判断力の低下を引き起こすことも。こうした“見えないリスク”に気づかずに車を運転している状態は、実はとても危険です。
こうした背景から、「神奈川VANGUARDS」は選手のコンディション管理や健康・命を守るための包括的な健康管理の対策として、今回ココロミルと連携し、体内状態を“見える化”するヘルスケアを導入しました。「ホーム心臓ドックpro」は、自宅で計測ができるため、上記のような課題も一緒に解決できるものになっています。
神奈川VANGUARDS「ホーム心臓ドックpro」導入の背景と期待される効果
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「ホーム心臓ドック(R)」は、高精度なウェアラブル心電計を使用し、自宅や遠征先でも簡単に心電図データ(最大24時間分)を取得できます。
当社では提供する「ホーム心臓ドック(R)」で、これまで健康診断等では発見できなかった心疾患患者を、被験者の40%以上で発見して参りました。
「ホーム心臓ドックpro」では、取得されたデータから、不整脈や心房細動のほか、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、睡眠の質やストレス指標なども可視化できます。測定を通じて個々のコンディションに応じたパフォーマンス最適化と健康リスクの管理を実現し、選手寿命の延伸とチーム全体の健康向上を支援します。
また、今回の導入にあたっては、選手のみならずスタッフ全員が検査対象となっており、チーム全体でのヘルスケア強化も図っています。
神奈川VANGUARDS 球団代表 西村元樹氏よりコメント
「神奈川VANGUARDSでは、選手が一瞬の勝負に集中できる状態を保ちベストパフォーマンスを発揮すると同時に、長く健康的に競技を続けられる環境づくりにも力を入れてきました。
車いすバスケットボールでは、基礎疾患を持つ選手も少なくなく、さらに多くの選手が自家用車で移動するなど、日常にも健康リスクが潜んでいます。こうした背景から、見えにくいリスクに対応する“体内の健康管理”の重要性を強く感じ、2024年初期より『ホーム心臓ドックpro』を導入しました。
今回の継続導入は、初回の取り組みで得られた有用性と安心感をもとに、ヘルスケアをチーム文化として根付かせるための一歩です。特に、選手の健康を総合的に管理することを目指し、ココロミルさんと共に体内ヘルスケアにも注力する体制を継続することで、選手の命に関わるリスクを最小限に抑えられると確信しています。
神奈川VANGUARDSは今後も、車いすバスケ界の先駆者として、選手一人ひとりの健康と安全を守る取り組みを続けてまいります。
ーココロミルの「ホーム心臓ドック(R)」についてー
世界1位・日本でも2位の死因「心疾患」
その主な原因である「不整脈」を、自宅で寝ている間に検査完了!
検出率は、健康診断10% → 「ホーム心臓ドック(R)」36%!※
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98284/78/98284-78-1b4ae0096ebc76364073bcf203f319ee-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]※ホーム心臓ドックで要経過観察又は要受診が出た方の割合
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98284/78/98284-78-b2f0c91bdf8b100088e75545ce0d7714-418x341.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※画像はイメーです
胸部に小型心電計を貼り付け、データを9時間以上取得します。
長時間計測により、従来の健康診断や人間ドックの30秒ほどの検査では見つからなかった心疾患リスクを発見します。睡眠時の利用も可能です。
さらに引き金となる睡眠時無呼吸症候群(SAS)や睡眠の質・ストレスも一度で測定し、それを臨床検査技師が解析してレポートを作成。数日以内にレポートをお渡しします。
万が一、異常が見つかれば医療機関へすばやく連携。オンラインクリニックも完備しており専門医のフォローまで自宅で完結します。
ホーム心臓ドック(R):12,100円(税込)
ホーム心臓ドックpro:19,800円(税込)
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