
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-69b5f2e05a582af6edcbfcae0d716439-400x130.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年7月7日
請求書クラウド「ClimberCloud(クライマークラウド)」を販売する株式会社NTTデータビジネスブレインズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:時吉 誠、以下、NTTデータビジネスブレインズ)は、経理業務に携わる実務担当者221名に対して、業務プロセスによる業務効率化についてアンケート調査を実施しました。
---------------------------------------------------------------------------------------
すべてのアンケート結果はこちらから:
https://pandora-climber.jp/article/category_management/management_questionnaire202506.html
---------------------------------------------------------------------------------------
DX(デジタルトランスフォーメーション)が各企業で推進されているなか、改正電帳法の完全義務化、インボイス制度の導入などにより、各企業の経理部門では、業務プロセスの変更も余儀なくされています。
そうした背景のなかで、請求書クラウド「ClimberCloud(クライマークラウド)」を販売するNTTデータビジネスブレインズでは、経理業務に携わる実務担当者221名に対して、業務プロセスによる業務効率化について、アンケート調査を実施しました。
アンケート回答者:経理の実務担当者:221人(全国)
アンケート回答期間:2025/3/14
※すべての回答データではなく回答が有効なものデータを集計しています。
【アンケート対象】
■アンケート回答者が勤務する企業の従業員数
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-69dbbd54626efff5c4491da2f536943e-600x655.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【業務プロセスによる業務効率化について】
まずは、経理の実務担当者に、自社の経理業務のデジタル化以外の業務プロセスがどれくらい進んでいるかについて聞いてみました。
■あなたの会社では、経理業務において、デジタル化以外の業務プロセス改善はどの程度進んでいますか?
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-c0fb55662f8ba6e7792480779a5fbf77-595x591.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「積極的に取り組んでいる」が23.6%、「ある程度取り組んでいる」が47.7%と、合わせて71.3%がデジタル化以外の業務プロセス改善に取り組んでいるという結果になりました。
反対に「あまり取り組んでいない」が18.5%、「全く取り組んでいない」が8.3%と、合わせて26.8%が、業務プロセス改善に取り組んでいない状況です。
経理業務で生産性を向上させるには業務プロセスの改善が不可欠ですが、多くの会社が業務プロセス改善を意識していると言えます。
次は、業務プロセスが改善されたことでの効果について聞いてみました。
■前問で「全く取り組んでいない」「あまり取り組んでいない」「わからない」と答えた以外の方にお聞きします。業務プロセス改善で、どのような効果がありましたか?
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-e481a0d0c3ddb5fd3e948ef644d0146f-588x371.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「時間短縮」が67.5%と圧倒的に多い結果となりました。次いで、「生産性向上」が45.5%、「コスト削減」が35.7%、「ミス軽減」が33.8%となっています。業務プロセス改善による効果は様々な形で表れています。
一方、数は少ないですが、「特にない」と答えた方の意見も聞いてみました。
■前問で「特にない」と答えた方にお聞きします。効果がなかったと考えた理由について当てはまると思われるものをすべてお答えください。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-aae75c16510964c2d32cbb70ac82960a-829x312.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
全体の3.2%が「効果がない」と答えましたが、その内訳は「デジタル化によってかえって業務が増えた」「時間短縮の効果が少なかった」というものから、完全なデジタル化が進まずに、紙とデータデータの二重登録などが増えたことにより手間や時間が増えたというものでした。
次は、業務フローの改善の頻度について聞いてみました。
■あなたの部署では、業務フローの見直しや改善は、どの程度行っていますか?
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-28cf76a5bbb4b00b668397b692fe381c-596x593.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「定期的に行っている」が29.6%、「必要に応じて行っている」が43.5%と、合わせて73.1%が実施しているという結果となりました。
反対に「あまり行わない」「全く行わない」という部署も24.5%となり、業務プロセス改善をあまり行っていない部署も一定数あることがわかりました。
次は、業務フローの可視化について聞いてみました。
■あなたの部署では、主な業務に関して業務フローを可視化(業務フロー図作成、マニュアル作成等)していますか?
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-05cef7a083fb58ac6273dbbe4fb54a52-597x594.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「可視化している」が45.6%、次いで「可視化していない(可視化を検討中)」が27.3%、「可視化していない(検討していない)」が22.2%という結果になりました。経理業務だけでなく、業務の属人化の課題はたびたび話題に挙がりますが、それを回避するための施策としての可視化を実現しているのは、実際には半数程度にとどまっています。
次は、経理の実務担当者がムダだと感じている作業について聞いてみました。
■業務プロセスにおいて、無駄だと感じる作業をすべて教えてください。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-22d17c86c4008b0522e2549d40c72e73-837x556.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「データの複数システムへの二重登録」が38.0%と圧倒的に多い結果になりました。経理業務のDXは多くの企業で進められていますが、複数システムを導入することにより、データを二重登録しなければならない状況が4割近くにもなるということは、今後のDX導入における大きな課題だと言えます。
次いで、「類似書類の複数回作成」が27.3%、「紙媒体と電子媒体への二重保管」が25.0%、「不要な会議・報告資料作成」が22.7%、「複数の担当者による重複チェック」が22.7%と続きました。不要な会議・報告資料の作成を除くと、本来ならひとつの作業で済むところを二重の手間が発生しているケースがかなり見受けられます。
次は、通常業務以外で最も手間や時間のかかる業務を聞いてみました。
■あなたの会社の経理業務プロセスの日次/月次/年次業務以外で、最も手間や時間のかかる業務を一つだけ教えてください。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103389/23/103389-23-22a01a47a68e9268ceab83904abf08f4-833x440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
手間や時間がかかる業務は「経理関連システム導入・運用」と「監査対応」という結果になりました。「監査対応」を通常の経理業務の一部として考えた場合、「経理関連システム導入・運用」がイレギュラー業務として一番手間と時間がかかっているようです。昨今の企業のDX推進により、作業の時間短縮や生産性向上の効果はでているものの、逆に、DXに関わる作業が増えているという現実も明らかになりました。
■まとめ
経理業務で生産性を向上させるには業務プロセスの改善が不可欠となりますが、その業務プロセスにある程度取り組んでいる企業は7割以上と多くの企業で業務プロセス改善に取り組んでいることがわかりました。また、業務プロセス改善を行うことで、実際に、時間短縮、生産性向上、コスト削減、ミス削減などの効果もでているようです。
一方で、DX推進により、DXに関わる作業が増えているという現実も明らかになりました。業務プロセス改善を考える場合、こうしたことも念頭に置いておく必要がありそうです。
---------------------------------------------------------------------------------------
すべてのアンケート結果はこちらから:
https://pandora-climber.jp/article/category_management/management_questionnaire202506.html
---------------------------------------------------------------------------------------
経理業務のDX化なら導入実績6,000社超「請求書クラウドClimberCloud」で。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータビジネスブレインズ
ビジネスソリューション事業部 ソリューショングループ
担当 : 山本(やまもと)
お問い合わせ用URL : https://pandora-climber.jp/contact/index2.html