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Spectee、AIによる全国の河川の水位予測を提供開始

update:
   
株式会社Spectee
~気象庁の「洪水予報業務」の許可取得から約半年。全国の中小河川まで対応し、災害対応を支援~



 防災テックスタートアップの株式会社Spectee(東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、読み:スペクティ、以下「Spectee」)は、本年1月に取得した河川の「洪水予報業務」の許可をもとにした河川の水位予測の適応範囲を、全国(一部地域を除く)に拡大したことを発表します。

 これにより、豪雨時には被害状況の迅速な把握が難しいとされている全国の「中小河川」に関して、リアルタイムでの水位予測を提供します。なお、本発表は、気象庁より取得している「洪水予報業務」の変更認可にあたるものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16808/268/16808-268-16b9530b045462873b93fcb3614c87c1-1280x780.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■AI洪水予報、気象庁初認可から半年で全国展開へ
 気象庁の観測によると、「1時間降水量50ミリメートル以上の短時間強雨」の平均年間発生回数は直近10年間(2015年~24年)で、統計期間の最初の10年間(1976年~85年)の約1.5倍に増加しています(*1)。自然災害が激甚化するなか、局地的な豪雨に迅速かつ正確に対応するための情報提供がこれまで以上に重要となります。
 Specteeでは2014年より、SNSや気象データ、道路・河川カメラ等の多様なデータとAIを活用して「危機」情報を解析し、迅速な情報提供を通じて災害対策を支援してきました。

 今年2025年1月には、民間事業者として初めて、AIモデルを活用した洪水予報業務の許可を取得しています(*2)。特に洪水予報業務のなかでも、Specteeは、豪雨時には危険性が高まるものの水位計の設置数が少ないことや、ハザードマップの整備の遅れから、被害状況の把握および将来の予測が難しいとされている「中小河川」に対応できるAIモデルの開発に注力してきました。今回の変更認可により、全国(一部地域を除く)で、リアルタイムの河川水位予測を提供します。
■河川の水位予測を可能にする独自のAIモデル
 Specteeでは、過去の洪水時における水位と降水量のパターンをAIで解析し、常時取得している水位データと降水量の予報データ等をもとに、水位の予測を行います。また、予測結果はSpecteeが既に提供するSNS等のデータおよびリアルタイムに浸水の影響範囲を地図上に表示する「リアルタイム浸水推定」等と合わせて、可視化され、ユーザーに通知されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16808/268/16808-268-2b995e265ef0f749f5a223858811a0de-1280x625.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 Specteeは「”危機”を可視化する」をミッションに、今後もAIを活用しながら「レジリエンス社会の構築」に向けて尽力していきます。
■Spectee 代表取締役 村上建治郎 コメント
 近年、気候変動などの影響により、豪雨による洪水災害が全世界的に増加しています。Specteeでは、そういった状況に対応するため、AIを活用した予測技術の研究を進めてきました。本年1月に気象庁からの許可(当初対象3県)を取得し、今回の変更認可で範囲を大幅に拡大し、ほぼ全国の河川へ対応できるようになりました。これはSpecteeが掲げる「レジリエンス社会の構築」に向けて大きな前進になります。
 なにより、日本には多くの中小河川が存在します。これまで難しかった中小河川の水位予測を全国で提供できることは、自治体の防災DXの推進に大いに貢献できることと期待しています。 今後も社会に必要とされる機能およびAIモデルの開発を進めていきたいと考えています。

(*1)気象庁 全国(アメダス)の1時間降水量50mm以上、80mm以上、100mm以上の年間発生回数より
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html
(*2) 2025年1月15日発表 Spectee、気象業務法に基づく「洪水予報業務」の許可を取得
https://spectee.co.jp/pr20250115/

■ 株式会社Spectee(スペクティ)について
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16808/268/16808-268-8c4c2a8f12f47b49336eaffbc328afd8-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 「”危機”を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報、道路・河川カメラなどのデータから災害やリスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。
AIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』は、世界で発生する災害や危機を、迅速に収集、可視化、予測することができ、災害対応や危機管理などを目的に、全国の自治体、報道機関、インフラ企業、メーカー、物流、商社などに導入いただいています。契約数は2024年7月に1000を突破しました。
 また、昨年より『Spectee Pro』の海外市場への本格展開をスタートし、フィリピンでは既に中央官庁及び地方自治体に100ライセンス以上導入されています。
製造業向けのサプライチェーン・リスク管理サービス『Spectee SCR』は、サプライチェーンを見える化するとともに、サプライヤー周辺で起こる危機を瞬時に覚知し、被害状況や製品への影響、納期の遅れなどを迅速に把握することが可能になります。

<会社概要>
本社:〒102-0076 東京都千代田区五番町 12-3 五番町YSビル 3階
代表者:代表取締役 CEO 村上 建治郎
設立:2011年11月11日
公式サイト:https://spectee.co.jp

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