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国内生成AI開発力強化プロジェクト「GENIAC」への採択のお知らせ

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アリヴェクシス株式会社


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35986/18/35986-18-afb69395a2af7fb31506943c01b723ed-2343x827.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


アリヴェクシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 木村 俊 以下、「当社」といいます。)は、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する、国内における生成AIの開発力強化を目的としたプロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」(以下、本事業)の第3期公募に採択されましたのでお知らせいたします。

本事業は主に生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供や、データやAIの利活用に向けた実証調査の支援等を実施するプロジェクトであり、これまでその第1期が2024年2月から、第2期が同年10月からそれぞれ実施されてきました。当社は、本事業の第3期で提供される計算資源を利用し、当社が独自に開発したシミュレーション技術ModBind(TM)をAI学習と組み合わせることにより、低分子化合物の生物活性を世界最高精度で予測する創薬生成AI基盤モデルを構築します。また今回構築するモデルの社会実装を通して、革新的な新薬の創出や創薬研究の生産性向上にさらに貢献することを目指します。
【開発背景】
低分子創薬の分野では、物理学ベースのシミュレーションによる生物活性予測がこれまでに実用化されており、多くの成果を生み出してきています。AIにも大きな役割が期待されていますが、特に生物活性予測においては、低分子化合物の取り得る構造空間の広大さに加え、AIの学習に利用される公共データベースのデータセットの質に課題があることなどから、現時点ではAIが十分な性能を発揮できているとは言い難い状況だと考えられます。一方、自動運転などの他分野においては、実世界で取得されたデータのみならず、シミュレーションによって生み出されたいわゆるシンセティック・データがAIの学習に利用されたことで、飛躍的にAIの性能が上がり、その結果、比較的短期間のうちに実用化に至っています。これらのことから、創薬分野でも同様に、シミュレーション技術をAIの学習に利用することで、AI創薬の飛躍的な進展が期待されます。しかし、これまでの生物活性予測手法においては、高い予測精度を達成するためには実験によって生物活性が既に得られている化合物が必要なことに加え、高い精度を維持したまま予測計算の速度を劇的に向上させることが困難であるという課題があり、AIの学習に利用可能なデータの質と量、また適応範囲を兼ね備えたシミュレーション技術は存在しませんでした。
そのような中、当社で独自に開発したシミュレーション技術ModBind(TM)は、高速・高精度かつ実験値なしに絶対的な生物活性予測ができる画期的な技術で、すでに5つの臨床候補化合物を生み出すことなどにより、実用性が実証されています。このことから、このModBind(TM)とAIとの組み合わせが、現在のAIによる低分子創薬が抱える課題に応えられる革新的な技術となりうると考え、今回このGENIACの取り組みの中でその実証を試みることとしました。
【本事業において構築する低分子創薬生成AI基盤モデルの特徴】 
本事業では、当社が独自に開発した、物理学ベースのシミュレーションに基づく低分子の生物活性予測アルゴリズムであるModBind(TM)をオラクル(内部教師役)として利用します。これにより、新規化合物についての正確な生物活性予測データを、低分子創薬の生成AI基盤モデルの追加学習のソースとして幅広く利用することが可能となります。また、本学習フローに能動学習の手法を組み込み、広い領域を効率的に追加学習させることで、AIの適応範囲が広がり、さらにAIによる予測精度の向上が可能となります。本事業では、上記を実装し、複数の創薬標的に対してこれまでにない予測精度を示す低分子創薬生成AI基盤モデルを開発することを目標としています。
【当社の独自創薬プラットフォーム「ModBind(TM)」について】 
ModBind(TM)は、当社が独自に開発した、低分子化合物と標的タンパク質との結合強度を高速・高精度で、かつ実験による生物活性データなしに絶対予測する物理学ベースのシミュレーション技術です。当社ではこのModBind(TM)をはじめとするプラットフォーム技術を駆使し、すでに5つの臨床候補化合物を生み出しており、そのうちの一つについては、昨年スイスの企業に約425億円での導出につながっていることなど、技術的な有用性は広く実証されています。また、当社では、本技術を中心とした製薬企業との共同研究なども複数行ってきております。

【参照:NEDO本事業公表ページURL】
https://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100397.html

アリヴェクシス株式会社について
会社名:アリヴェクシス株式会社 /Alivexis, Inc.
本社:東京都港区新橋1丁目18番21号 第一日比谷ビル7階
代表者:代表取締役CEO 木村 俊、 代表取締役COO 大野一樹
設立:2016年8月8日
URL:https://alivexis.com
事業内容:最先端創薬テクノロジーを駆使したネットワーク型創薬企業

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