ＴＨＫ株式会社（東京都港区 代表取締役社長：寺町 崇史、以下、ＴＨＫ）は、超低ウェービング ボールリテーナ入りLMガイド（形番：SPH）の受注を開始いたします。
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超低ウェービング ボールリテーナ入りLMガイド（形番：SPH）
超低ウェービング ボールリテーナ入りLMガイドは、ISO規格準拠寸法の超低ウェービングLMガイドです。8条列構造と小径ボールを採用することで、直動案内トップクラスの超低ウェービング*を実現しました。これにより、測定精度の向上や位置決め精度の向上、加工面品位の向上に寄与し、ナノメートルオーダーの運動精度が求められる分野にも対応が可能となります。
*ウェービングとは、LMブロックがLMレール上を移動する際に、内部のボール（転動体）が転がることでブロックとボールの相対位置が変化し、真直度に影響を及ぼす現象。特に高精度の加工装置では、ウェービングを極力小さくすることが求められている。
従来の超低ウェービングLMガイド「SPR/SPS形」は、ＴＨＫの独自寸法を採用したことにより、適用範囲が一部の装置の案内部など限定的でしたが、超低ウェービング ボールリテーナ入りLMガイドではISO規格に準拠した寸法（世界標準寸法）のため、既存製品からの置換えが可能です。
また、4方向等荷重であらゆる姿勢での使用が可能なため、半導体・液晶装置関連のほか、工作機械などでも、これまで以上に高精度市場のお客様にご活用いただけます。
ＴＨＫはこれからも、機械要素部品のトップメーカーとして培ってきた技術とノウハウをもとに、幅広い装置の高性能化に貢献してまいります。
特長
・超低ウェービング
8条列の転動溝と小径ボールの採用により、LMブロック内の有効ボール数を増やしたことで、直動案内の中でもトップレベルのナノメートル単位の超低ウェービングを実現。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69594/46/69594-46-4e387a896005c0cb2b12603f46f82b28-1300x703.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
8条列の転動溝と小径ボールの採用
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69594/46/69594-46-00f930d89d37fe3f97c482463ec2b183-1300x858.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・ISO規格準拠寸法
8条列構造を採用しながらも、世界標準であるISO規格に準じた寸法を実現。サイズは♯25、♯30、♯35、♯45の4サイズ、ブロックタイプは全6種類をラインナップ。
・ボールリテーナ効果
ＴＨＫが長年培ってきたコア技術であるボールリテーナを採用。ボールがボールリテーナにより保持され循環することでボール同士の相互摩擦がなく、グリースの保持力も向上するため、滑らかな動作、そして長寿命・長期メンテナンスフリーを実現。
＜ニュースリリース＞
https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-16102024-1.html
＜プレスリリース＞
https://prtimes.jp/a/?f=d69594-46-4ffcb4f6ba596b45d54b8dbd8b20d7c9.pdf
