JR西日本では、「中期経営計画２０２５アップデート」において、「鉄道事業の安全性向上・持続的進化」を掲げ、「ハード・ソフト両面の改良による輸送品質・生産性向上」に向けた取り組みを進めており、その一つとして自動運転技術の導入を検討しております。
このたび、北陸新幹線で自動運転の開始を目指すこととしましたので、お知らせします。
１．自動運転の実現に向けた連携について
北陸新幹線においては、東日本旅客鉄道株式会社と共同で自動運転の実現に向けたシステム開発や技術検討を進めております。2029年度に敦賀～金沢間において、自動運転（GOA2）の開始を目指して参ります。
２．自動運転レベルと導入効果
・GOA2では、運転士がボタンを押すことで出発し、演算しながら走行することで、定められた時刻に途中駅の通過、および到着駅へ自動で停止します。
・運転士の業務量を削減し、駅発着時のホーム上の安全確認に注力できるなど、更なる安全性向上を実現することが可能となります。
・安定して電力消費量の少ない運転が可能となることで省エネ効果も期待できます。
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鉄道の乗務形態による自動化のレベル GOA : Grade Of Automation
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北陸新幹線 自動運転に向けた走行試験
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