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株式会社Jiteraと愛媛大学がAIエージェントのコンテキストに関する共同研究契約を締結

update:
   
株式会社Jitera
~AIの「文脈理解」を深化させ、ビジネス・学術の両面での成果創出を目指す~



このたび、開発AIエージェント「Jitera」を提供する株式会社Jitera(本社:東京都港区、代表取締役:柳澤 直)と、国立大学法人 愛媛大学(学長:仁科 弘重)は、コンテキストに関する共同研究契約を締結いたしました。
本研究では、AIエージェントの理解・思考・行動を支える基盤としての「コンテキスト」の構築と活用を探究します。愛媛大学が有する先進的なデータサイエンス研究拠点と連携し、ビジネスおよび学術の両面において実用的かつ先進的な成果の創出を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110428/45/110428-45-761a557bf9c78886a76d226b28b33e08-2400x1260.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から:平野データサイエンスセンター長、大西准教授、(株)Jitera CEO柳澤、CPO甲斐


◼️共同研究の背景と目的
近年、ChatGPTをはじめとした大規模言語モデル(LLM)の登場により、自然言語処理の性能は飛躍的に向上し、対話型AIや文章生成といった領域で多くの革新が生まれています。一方で、モデルそのものの開発やファインチューニングといったアプローチには限界があり、実際の業務やプロダクトの現場では、モデルの“賢さ”だけでは十分に機能しないケースも多く存在します。

Jiteraでは、LLMを「完成された知能」ではなく「優れた言語生成エンジン」と捉え、その性能を最大限に引き出すため、文脈・目的・過去の履歴など、あらゆる要素を“コンテキスト”として設計・整理し、LLMに注入するアプローチに注目してきました。私たちは、この「コンテキストをつくる技術」こそが、AIを真のエージェントへと進化させる鍵であると考えています。

AIはますます精度が向上していますが、タスクの連続性、ユーザーの意図理解、環境適応性といった「実際に使えるAI」としての資質は、依然として未成熟です。だからこそ、私たちはモデルそのものではなく、AIの知覚・判断・行動を支えるコンテキストの設計にこそ研究の価値があると考え、今回の共同研究を開始しました。

◼️研究概要
本研究では、AIエージェントの理解・思考・行動を支える「コンテキスト」の構築と活用手法を探究し、AIエージェントが実環境で自律的かつ適応的に振る舞うための基盤技術の確立を目指してまいります。
具体的には、Jiteraが提供する開発AIエージェント「Jitera」を対象に、業務文書、操作履歴、対話ログなど多様な情報を文脈として捉え、それらをどのように整理・抽出・統合することで、より的確な判断や柔軟な対応が可能になるのかを明らかにします。さらに、タスクの進行やユーザーの振る舞いといった動的コンテキストの変化も分析し、実運用を見据えた検証を進めます。

◼️本共同研究に対するコメント
愛媛大学 データサイエンスセンター・大学院理工学研究科数理科学 准教授 大西基也
私が米国にて研究生活をはじめた2019年前後から日本に研究拠点を移した最近までの間に、AIをはじめとする情報分野の研究開発は怒涛の発展を遂げてきました。このような過熱する競争の中で、潜在的な発展の可能性と本質的な価値を持つユニークかつ次世代の研究および開発の方向性を見極めて創り出していくことは、特にリソースの限られた環境においては非常に大切であると考えています。私はそれ故アメリカではなく瀬戸内・松山の地にてユニークな発想をもとに新しい形での世界最先端を目指そうと意気込んで帰国いたしましたが、この根本的な考え方において株式会社Jitera様と共有・共鳴し、ともに研究開発に取り組めますことを大変うれしく思っています。次なるAI時代の先駆者となるべく手を取り合って、学術・ビジネス両面で大きなインパクトを生み出せると信じています。

株式会社Jitera CPO 甲斐啓真
大規模言語モデルが広く活用される中で、私たちはその外側、つまり「どのような情報が与えられ、どう理解されるべきか」という構造にこそ、AIの価値を引き出す鍵があると考えています。AIがより実用的なエージェントとして機能するには、タスクや目的に応じて“振る舞いそのもの”を変化させる柔軟さが求められます。その中心にあるのが「コンテキスト」であり、Jiteraが最も重視してきたテーマでもあります。今回、長年の友人でもある大西准教授とともに、この挑戦的なテーマに取り組めることをとても心強く感じています。現場から生まれる問いと、アカデミアの知見が交わることで、次世代のAIエージェント像がより鮮明になると確信しています。

◼️開発AIエージェントJiteraとは
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110428/45/110428-45-49d897a95eb49f1fd0d9a6185f5d9ee1-2554x1404.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


開発AIエージェント「Jitera」は、システム開発・システム改修を自動化するプラットフォームです。既存のシステムのソースコードを読み込み、システム構造を分析。高精度な設計書を自動生成し、システム開発・改修を効率化、コスト削減に繋げます。

「Jitera」の詳細はこちら:https://jitera.com/ja

【問い合わせ先】
株式会社Jitera
代表取締役 柳澤 直
所在地:東京都港区西新橋1丁目2-9 日比谷セントラルビル 14階
問い合わせフォーム:https://jitera.com/ja/contact

国立大学法人愛媛大学デジタル情報人材育成機構
データサイエンスセンター
准教授 大西 基也
E-mail:cdse@stu.ehime-u.ac.jp

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