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【中国ゲーム市場調査】6月に版号取得した中国作品数が過去三年で最多に–月次動向を公開中

update:
   
株式会社スパイスマート
~日本発タイトルやプラットフォーム別の比率推移、注目タイトルに関する最新情報など業界ニュースを配信~



スマホゲームに特化した調査・分析をおこなう株式会社スパイスマートは、中国ゲーム市場に関する月次レポートを公開しました。

本レポートは、調査・分析事業の一環として中国市場におけるゲームタイトルの版号取得動向を毎月定点観測し、記録・分析しているものです。中国および海外ゲームタイトルの動向に加えて、注目作品や市場トレンドをいち早く把握できる内容となっており、スパイスマート提供の「LIVEOPSIS」会員企業に向けて定期配信中です。

【調査概要】
調査期間:2024年12月~2025年6月
調査対象:中国において、国家新闻出版署(National Press and Publication Administration)が発表する「游戏审批结果」(オンラインゲーム承認情報、以下便宜的に版号情報)内の国产游戏(以下、中国ゲーム)・进口游戏(以下、海外ゲーム)タイトル及びその概要
調査内容:月次の版号情報の集計および傾向分析。プラットフォーム分類、日本IPタイトル、マルチプラットフォーム対応の有無など

参照元:中国国家新聞出版署 公式ウェブサイト
2025年6月份国产网络游戏审批信息(2025年6月中国オンラインゲーム承認情報):
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/gcwlyxspxx/202506/t20250624_918679.html
2025年进口网络游戏审批信息(2025年海外オンラインゲーム承認情報):
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/jkwlyxspxx/202501/t20250121_883081.html

2025年6月、中国ゲーム147作品が版号を取得し過去三年で最多を記録
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23865/70/23865-70-baa1794637930cd8d2326542ddbe3940-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
LIVEOPSIS調査|中国におけるゲーム版号発行数推移(2024年12月~2025年6月発表)

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23865/70/23865-70-c2a3e3558e80fb8e39bbd15a859aa685-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【参考】LIVEOPSIS調査|中国におけるゲーム版号発行数推移(2022年4月~2025年6月発表)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23865/70/23865-70-e840065170610329d181da9b2b91e9fe-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
LIVEOPSIS調査|中国ゲーム版号 プラットフォーム別発行数推移(2024年12月~2025年6月発表)

2025年6月に発表された中国ゲームの版号取得数は147作に達し、コロナ対策で中断されていた版号発行が再開した2022年4月からの過去三年で最多となりました。6月の中国ゲームの内訳としてはモバイルゲームが137作と大半を占め、モバイル・PCに対応したマルチプラットフォーム作品は7作となりました。

海外ゲームの版号取得は11作品がにとどまるも、プラットフォーム構成に変化の兆し
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23865/70/23865-70-5490fbf6fb5b94e6ede24f5749161956-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
LIVEOPSIS調査|中国における海外ゲーム版号 プラットフォーム別発行数推移(2024年12月~2025年6月発表)

一方で、海外ゲームの版号取得は11本にとどまり最多とはなりませんでしたが、特徴的だったのはプラットフォーム対応構成に変化が見られました。6月はモバイル専用タイトルの比率がこれまでで最も低く、PCゲームやモバイル+PC対応の比率が上昇していました。

また、スマホ版タイトルを後からPC版の版号を追加申請するケース、最初からマルチプラットフォーム対応を前提としたタイトルが増加していることも確認されています。
日本IPを活用したタイトルは6月、1作品のみに減少
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23865/70/23865-70-4703cca91599f5ea9a158e856f48abaf-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
LIVEOPSIS調査|中国における日中連携作品のゲーム版号推移(2024年12月~2025年6月発表)

2025年6月に海外ゲーム版号を取得したタイトルのうち、日本IPを活用したタイトルは1作品のみでした。2024年12月以降、日本IP活用タイトルや日本IPの中国展開、日中共同開発などによる日本IPに関連したタイトルは2025年初頭には複数の関連作品が見られていたことから、やや減少が見られます。

LIVEOPSIS「中国Surveyレポート」について
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23865/70/23865-70-46ae9fc7f4618bff5b2c9246f30242d6-1148x997.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
LIVEOPSIS|中国レポート画面

この調査レポートはスパイスマートが提供する運営ソリューション「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」会員向けに配信中。中国市場調査レポートでは、毎月注目企業の最新発表のほか、業界ニュースをピックアップして紹介しています。
市場調査は日本・中国・韓国や米国などグローバルにわたり、各地域ごとの特性を踏まえた複数のレポートを定期配信しています。

またテストアカウントを開設いただくことで、一部レポートを無料で閲覧することが可能です。
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株式会社スパイスマートについて
スマホゲーム市場に特化した調査・分析をはじめ、日本発のIP作品ライセンスを活用したビジネス支援事業やビジネスマッチング事業を展開しています。調査・分析事業の一環として、日本・中国・韓国・米国などのグローバル市場向けに調査を実施し、運営ソリューション『LIVEOPSIS』の会員向けに調査レポートとして提供しています。

【サービス一覧】
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【会社概要】
会社名 : 株式会社スパイスマート
代表者 : 代表取締役 久保 真澄
所在地 : 東京都渋谷区広尾1-11-2 BLOCKS EBISU 909
設立  : 2015年7月
事業内容:
1)日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用リサーチ事業
2)日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用コンサルティング事業
3)日本のIPホルダーとのコラボ企画・交渉・監修業務など一連の業務を担うゲームコラボ仲介事業
URL  : http://corp.spicemart.jp/

【本件に関するお問合せ先】
広報担当:press@spicemart.jp
※日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語で対応可能です

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