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夏休み、約9割の保護者が「旅行や自然体験をさせたいが、できない」経済的困難を抱える家庭の夏休み実態調査

update:
認定特定非営利活動法人カタリバ
NPOカタリバ、経済的困難を抱える家庭に石川県能登地域で「サマースクール」を実施



認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、経済的困難を抱える子育て家庭の夏休みの実態を把握するため、カタリバのプログラム(アダチベース、room-K、キッカケプログラム)を利用する、経済的困難を抱える家庭の保護者252名を対象にアンケート調査を実施しました。

この調査結果を受け、子どもたちに“学びと体験のある夏”を届ける「サマースクール」支援プログラムを石川県能登地域で実施します。

この調査から分かること

カタリバが実施するプログラム(アダチベース・room-K・キッカケプログラム)を利用する保護者を対象に、夏休みに関する実態調査を実施し、252名からの回答を得ました 。今回の調査で、次のような経済的困難を抱える子育て家庭の夏休みの課題が明らかになりました。

◎夏休みの「機会」
● 保護者の約8割が「子どもにとって夏休みは必要」と回答
● 保護者が考える、子どもにとって夏休みの価値は「学校ではできない体験・経験」「思い出づくり」「心身のリフレッシュ」ができる機会
● 「旅行」や「合宿・自然体験」ー8割以上が「経験させたいけど、実現できない」
● 夏休みの体験、実現できない理由の約9割が「金銭的余裕がない」

保護者の約8割が「子どもにとって夏休みは必要」と回答

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/128/60187-128-8ef7782129d1eb3a3fa0c79b9ca108a7-2020x1522.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「さまざまな理由から思うように実現できないことがあったとしても、子どもにとって夏休みという期間は必要だと思いますか?」設問に対し、保護者の約8割が「夏休みは必要」と回答しました。(内訳:「とても必要だと思う(48.4%)」「どちらかと言えば必要だと思う36.9%)」)


▼夏休みが必要な理由を自由記述より抜粋
●子供も休息が必要。普段忙しくてできない好きなこともしてもらいたい
●学校が全てではないこと、夏休みをとって気持ちをリフレッシュさせ、後期の登校を楽しく感じ、友達と遊ぶことが大切に感じるから
●普段できない体験をする大切な長期休みだと思う。自分で考え、宿題の計画を立てたり、長期的・特別な計画の経験は、夏休みがあってこそ養われるものだと思う
●近年の暑さの中、冷房設備がしっかりしていない学校での学習は大変そう。ただ、期間はもう少し短くても良いと思う

保護者が考える、子どもにとって夏休みの価値は「学校ではできない体験・経験」「思い出づくり」「心身のリフレッシュ」ができる機会

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/128/60187-128-b19863a95e4bf74c8e498b34e84d84aa-1625x1050.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


子どもにとって夏休みの価値は「学校ではできない体験・経験」「思い出づくり」「心身のリフレッシュ」が多く挙げられました。(複数回答可)

「旅行」や「合宿・自然体験」ー8割以上が「経験させたいけど、実現できない」

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/128/60187-128-a1c2d77c175cd77e4478a553c9b73ab3-1314x818.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「夏休み中に子どもに経験させたいこと」として多くの保護者が挙げた「旅行」「合宿・自然体験などの宿泊型プログラム」について、それぞれ8割以上の保護者が「経験させたいが、実現できない」と回答しました。

▼実現できない具体的な理由や状況について聞いた自由記述より抜粋
●経済的にも私一人の収入では、必要最低限の生活しかできず、余暇に回す余裕がありません。物価は上がる一方で、給与は上がらず、生活はとても厳しいのが現状です
●経験や体験はとても重視していますが、ひとり親だと、時間も金銭的にも厳しいです。子どもに特別な思い出つくりの機会を与えることも、一緒に経験することも時給職のため難しいです
●自然遊びも好きですが、やはり女性だけでは自然が多い場所はなかなか安全面と体力面の心配があります。夏季の宿泊プログラム等も高いため、なかなか経済的に参加が難しいです
●(保護者の)私自身に障害があり、送迎や引率、付き添いが難しいです

経済的困難を抱える家庭の子どもに、被災地での交流を通して学ぶ、サマースクールin能登を実施

カタリバでは、能登半島地震以降、継続して能登地域での支援活動を続けてきました。今回のプログラムは、その活動を通じて築いてきた地域との信頼関係を基盤に、能登だからこそ実現できる体験を届けます。

被災地や地域の方との交流こそが子どもにとって学びになると考え、能登の祭りや自然体験、地域の方から被災当時の話を直接聞く時間などのプログラムを計画しています。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/60187/table/128_1_bd752e3c382f472b53eb428690a7983d.jpg?v=202508010216 ]

あなたのご支援が経済的困難を抱える家庭の夏休みを支えます

多くの保護者が夏休みは、子どもにとって、学校では得られない経験や学びを得る時間だと価値を感じながらも、旅行や合宿などへの参加は金銭的な理由で「経験させてあげられない」と感じている結果が分かりました。

どんな環境に生まれ育っても、さまざまな機会やきっかけと出会えることをカタリバは届けていきたいと考えています。

その思いから生まれた「サマースクールin能登」の取り組みは、すべてご寄付によって届けられています。

支援を必要としている家庭に夏の思い出と機会を届けるために、この夏、500人の寄付者(カタリバサポーター)を募集しております。
寄付で応援
■調査概要
・調査期間:2025年6月10日~2025年6月23日
・調査方法:質問紙調査(オンライン)
・調査対象:認定NPO法人カタリバの支援プログラム(アダチベース、room-K、キッカケプログラム)を利用する保護者
・有効回答数:252名

認定特定非営利活動法人カタリバとは

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/128/60187-128-71bc69f8dc60944cb884b5673104d02c-1000x420.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。




<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地 :東京都中野区中野5丁目15番2号
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区・全国)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
URL: https://www.katariba.or.jp

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