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【タイパ実態調査レポート】タイパを意識する理由は「休みたいため」が第1位

update:
株式会社BELLOWL


 
 株式会社BELLOWL(東京都中央区、代表取締役CEO:鈴木 康代、以下「BELLOWL」)は、「ふつうの範囲を拡張」する市場を創るため、マーケティング・リサーチ/コンサルティング事業を展開しながら、様々な調査を行っています。

 昨今話題となり、今なおAIの進化などで人々の関心の的であり続けている「タイパ」について、私たちは、人々は何を求めて「タイパ」を意識するのか、タイパによってできた余剰時間を何に使っているのかを明らかにし、今の時代の新たな「ふつう」を見出すため、20~30代の347名を対象に、タイパの実態に関する調査を行いました。
 本調査の結果、タイパを意識する理由として「休みたいため」が最も多いことがわかり、仕事にフォーカスすると、6割以上が「心身ともにゆとりを持ちたい」ためであることがわかりました。
<調査結果>
1. タイパを意識する理由は「休む時間を増やしたい」が75.2%で第1位
  「別のやることに時間を費やしたい」も74.4%で多くの人が思っていることが判明

2. フルタイムで仕事をしている人のうち、「心身ともにゆとりを持って仕事がしたい」と
  考える人は20代よりも30代の方が20%以上も多い


<調査概要>
- 調査主体  :株式会社BELLOWL
- 調査方法  :インターネットによるアンケート
- 調査期間  :2025年4月11日~16日
- 調査回答者 : 以前の調査(※)に回答した20代~30代の347名
■ フルタイム勤務者    :131名
■ パートアルバイト勤務者 :107名
■ 学生          :46名
■ 専業主婦(主夫)    :53名

※2024年4月22日~25日に実施したインターネットによるアンケート調査

タイパを意識する理由は「休む時間を増やしたい」が75.2%で第1位
「別のやることに時間を費やしたい」も74.4%で多くの人が思っていることが判明

■タイパを意識する理由は「休む時間を増やしたい」「別のやることに時間を費やしたい」が多数
 『タイパを意識する理由・目的にあてはまるものを教えてください』という質問に対して「休む時間を増やしたい」「別のやることに時間を費やしたい」と答えた人はそれぞれ75.2%、74.4%となりました。一方で「よりその作業を増やしたい」と答えた人は26.5%にとどまり、タイパはその作業の量を増やすことよりも別のことを行う時間や休む時間を増やすために意識していることがわかりました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-0c32fa71dcff39727f67b44a73ef1050-1093x491.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■仕事では「心身ともにゆとりを持って仕事がしたい」ためが6割以上
 以前の調査(※)でタイパを意識するシーンについて「仕事」を選択した人は『仕事でタイパを意識する理由・目的にあてはまるものを教えてください』という質問に対して、6割以上が「心身ともにゆとりを持って仕事がしたい」と答えました。また、以前の調査(※)でタイパを意識するシーンについて「家事」を選択した人は『家事でタイパを意識する理由・目的にあてはまるものを教えてください』という質問に対して、7割弱が「休む時間を増やしたい」「他のこと(趣味)に使いたい」と答えました。一方で、以前の調査(※)でタイパを意識するシーンについて「コンテンツ視聴(動画・漫画・読書 など)」を選択した人は『趣味(コンテンツ視聴)でタイパを意識する理由・目的にあてはまるものを教えてください』という質問に対して、「効率的に情報・刺激を得たい」「コンテンツにもっとたくさん触れたい」が7割弱で最も多く、休む時間を増やしたいが6割弱となりました。仕事や家事など、義務的なものに関しては他のことに使いたいという人が多い一方、コンテンツ視聴などの趣味的なものに関しては、それ自体をもっと効率的に行いたいという人が多いことがわかりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-c275d69c0925c2aa23839303ab82b410-1132x519.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-d16307e2d6ae7be859ed5aa402636a2d-1084x510.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-3f221abc16408d0e2f26e40f8ac24061-1116x578.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


フルタイムで仕事をしている人のうち、「心身ともにゆとりを持って仕事がしたい」と考える人は20代よりも30代の方が20%以上も多い

■仕事のフルタイム勤務者は20代よりも30代の方が「心身ともにゆとりを持って仕事がしたい」
 フルタイムで仕事をしている人に焦点を当てると、20代より30代の方が「心身ともにゆとりを持って仕事がしたい」という人が20%以上も多いことがわかりました。一方で「給料・成果につながる仕事に注力したい」と答えている人も30代の方が約10%多いこともわかり、30代でフルタイムで働く人たちの方が休み・成果への欲求が強いことがわかりました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-76730913cce7fd47f23f38c571d67cfb-1129x614.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■専業主婦(主夫)が最も家事のタイパに求めるものは「休む時間を増やしたい」が半数以上
 家事において専業主婦(主夫)にフォーカスを当てると、「もっとその作業の質を高めたい」と思っている人が最も少なく(8.3%)、「最も」に絞った場合、専業主婦(主夫)では「休む時間を増やしたい」が圧倒的(半数以上)に多く、専業主婦(主夫)においてはより休みたいことへのニーズが顕著であることがわかりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-775d7dca2c4dc01b24cb31bf5bd52e04-1076x441.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88223/7/88223-7-17cbe32a379751cc7c98622b1a83429d-1001x551.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査結果を受けて
 本調査の結果、タイパを意識して行動する理由は、その行動により今行っていることのクオリティをさらに高めようとするものではなく、他のことや休む時間を増やしたいためであることがわかりました。特に「休む時間を増やしたい」という回答は「仕事」「家事」「コンテンツ」のすべてのジャンルでも多く見られ、多くの人が日々の生活に「疲れ」を感じており、その対策として「タイパ」に期待していることがわかりました。その中でフルタイム勤務者の「仕事」に関しては20代より30代の方が「ゆとりを持ちたい」と答えている人が多く、30代の方が心身の疲れを感じている傾向が見える一方、「給料・成果につながる仕事に注力したい」と答えている人も約10%多く、タイパによる仕事のクオリティ向上に関しても20代よりも意識が高い傾向が見られました。AIの発展等により今後も注目が集まる「タイパ」が、人々の生活をどう豊かにし、新たにどのような「ふつう」が生まれるのか、今後も注視していきたいと思います。
 このように、私たちBELLOWLはマーケティングに関する調査はもちろんのこと、社会課題に関する調査も行っていきながら、社会の実態を正確に把握し、クライアント、そして社会に対してより良いご提案ができるようにこれからも努めてまいります。
■会社概要
 株式会社BELLOWLは、ジョブ理論をもとにした顧客起点での事業・サービス開発と、生活者リサーチや顧客起点でのソリューションを検討する企業への顧客調査サービスを提供しています。数世代前のライフスタイルを前提とした文化や社会システムが「伝統」とされる中、新しい世代にフィットするライフスタイル提示を目指しています。
社名:株式会社BELLOWL
概要:消費者リサーチ関連事業(法人向けの定性インタビューと分析・考察に関する支援事業)、デジタルサービス企画事業(ジョブ理論をベースとしたハンズオンでのサービスの開発・運営)
リンク:https://bellowl.com/
所在地:東京都中央区京橋1-6-13 VORT京橋II 9F
代表者:代表取締役 鈴木康代
調査内容および調査内容に対する取材に関するお問い合わせ先:pr@bellowl.com

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