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世界初M.2 高速HSM WiSECUREはJapan IT weekで新製品発表

update:
WiSECURE
ハードウェア防護で築く、AI時代のセキュリティ基盤



AIの軍拡競争の舞台がクラウドからエッジコンピューティング、さらにはロボティクスへと広がる中、AIデータのセキュリティと主権がかつてないほど注目を集めています。
これを受け、ワイセキュア株式会社(WiSECURE Inc.)は日本最大のIT展示会「2025年 IT Week【秋】」にて、AIコンピューティングセキュリティに特化した高速M.2型HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)を発表し、AI主権管理とデータセキュリティを強固に守る新たな保護ソリューションを提案しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153040/3/153040-3-fbaa706b787e3081fddcda21e378598b-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


M.2 HSMが必要とされる背景:エッジコンピューティングデバイスおよびAI計算データが、ハッカーの主要な侵入標的となり、AI主権とデータセキュリティの課題が注目を集めている。
新たな攻撃手法では、エッジデバイスや現場のAIサーバーへの侵入後、ラテラルムーブメント(横展開)を用いてコアシステムへ到達し、デバイスの不正制御やトレーニングデータの窃取を試みます。
これにより、セキュリティ更新の欠如、セキュアブートやトラステッドデザインの不備といった問題が顕在化し、インフラ障害や企業の知的財産流出、さらには社会全体の安全にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
デジタル主権の観点から見れば、AIを通じた重要技術データの大規模漏洩は、企業の技術的発展を支える基盤そのものを揺るがす恐れがあります。

それに対して、米国国立標準技術研究所(NIST)は2023年に『NIST SP 800-82 Rev.3』を公表し、OTシステムに対して、アクセス制御や変更管理、ソフトウェア/ファームウェアの整合性確保といったセキュリティ対策の強化を求めています。欧州連合では2024年に『AI Act(人工知能法)』および『Cyber Resilience Act(CRA)』が可決され、前者では AIシステムのガバナンスとリスク管理を、後者ではネットワーク接続製品に対するセキュリティ更新や脆弱性管理など、ライフサイクル全体にわたるサイバーセキュリティ要件の遵守が求められています。
また日本の経済産業省も『Cyber Physical Security Framework(CPSF)』および関連ガイドラインにおいて、機器やソフトウェアの実行時整合性確保やアクセス制御、デバイス認証など、システム全体のセキュリティ確保を推奨しています。

再設計は不要!エッジコンピューティングとサーバー パフォーマンスとセキュリティをスムーズにアップグレード
WiSECUREのM.2 HSMは、世界で唯一※のコンパクトなフォームファクタ向けに設計された高速HSMです。サーバーやエッジコンピューティングデバイスにおいて、強固な鍵管理とデータ暗号化・復号機能を提供し、量子コンピュータに耐性のある耐量子暗号(FIPS203/FIPS204)もサポートしています。
(※2025年10月 ワイセキュア自社調べ 世界市場における「M.2フォームファクターのハードウェアセキュリティモジュール(HSM)製品」として)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153040/3/153040-3-545a82531a5e4b23c6fb1fd4f16d03f0-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
マザーボード上で動作するM.2 HSM

サーバーやエッジデバイスにおけるNVMe SSDの普及に伴い、M.2はデバイス内で最も人気のある高速インターフェースとなっています。M.2スロットさえあれば、複数枚のモジュールを挿入することでスタッキング構成が可能となり、暗号処理効率を向上させるとともに、さまざまなレベルでのデータ保護ニーズに対応します。
複数のM.2 HSMと独自APIを搭載することで、AIサーバーおよびAIエッジデバイスは、高機密な認証鍵や暗号鍵をハードウェアで安全に管理でき、AIパフォーマンスを損なうことなくセキュリティを強化することが可能となります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153040/3/153040-3-ee44fddceaa37228be68b220cb0d4498-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Rasberry Piに差し込んでAES暗号化作業中のM.2 HSM

M.2 HSMはどんな応用を実現できるか?

- AIモデルの保護
- ファームウェア改ざん防止
- データベース暗号化
- デバイス証明書の発行
- アイデンティティ認証
- デバイスデータの暗号化
- アクセス制御
- 安全通信

M.2 HSMの特長

- 高速暗号処理:AESハードウェアアクセラレーションにより、高速な暗号化・署名・認証を実現し、RSAおよびECCにも対応。エッジ環境においても高い安全性を備えた暗号サービスを提供。
- 強固な物理セキュリティ:コア鍵をチップ内で物理的に隔離保護。リモート侵入や改ざんを防ぐ軍用レベルのセキュリティ設計。
- 高い拡張性:1台のデバイスで複数のHSMを同時稼働。処理能力の拡張・スケーラビリティを確保。
- 次世代量子コンピュータ攻撃に対応:ポスト量子暗号(PQC)対応チップを搭載。次世代量子攻撃(HNDL)をハードウェア層で防御。


WiSECUREは、暗号技術およびハードウェアセキュリティ分野における長年の実績と高度な専門知識をもとに、世界初のM.2 HSMを開発しました。日本での初公開を通じて、台湾の半導体および電子産業サプライチェーンの強みを活かし、日本を拠点にグローバル展開を目指します。

■ お問い合わせ先

製品またAI/エッジセキュリティ対策のご相談を承っております。
詳細は以下の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください:info@wisecure-tech.jp

■ 会社概要

会社名:ワイセキュア株式会社|WiSECURE Inc.
代表者:目代陽孝
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーCIC Tokyo, 15F
事業内容:暗号モジュール(HSM)、データ保護ソリューション、身分認証ソリューション、安全設計サービス
公式サイト:https://wisecure-tech.jp

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