横浜市では、2030年カーボンハーフ※1の実現に向けて、ごみ処理に伴う温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。このたび、「YOKOHAMA Hack!」において、焼却処理されるごみに混入しているプラスチックごみを可視化するアイデアの募集を開始します。
※1 温室効果ガス排出量を2030年度までに50%削減する目標(2013年度比)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-00207c80773bdf1f92c13f708c71636c-240x241.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1 背景
横浜市が排出する温室効果ガスのうち、ごみ処理に伴って排出される量は約4割(年間33.2万トン)を占めています。このうち、焼却処理されるごみに混入したルール違反のプラスチックごみが約35%を占めていると推計しており、主な排出要因となっています。この状況を把握したうえで、市民・事業者へ、より一層の行動の変化を促していく必要があります。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-38f54da50bc19b5336ce641205d9a0ef-926x343.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2 課題
現在、焼却処理されるごみに混入しているプラスチックごみの実態把握は、一般家庭から集積場所に排出される燃やすごみを対象とした「組成調査」と、事業者が焼却工場に搬入する廃棄物を対象とした「搬入物検査」により行われています。「組成調査」は人の手作業で行うため、調査頻度が限られ、地域ごとや月ごとの比較・推移など、細かな排出実態を把握できていません。また、「搬入物検査」はごみ袋の外観確認で行うため中身を把握できず、展開検査は時間がかかるため、搬入禁止物の確認に限界があります。そのため、市民・事業者への啓発や指導等の迅速な対応が困難な状況となっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-9594616e3ea8bade8d7ca139f1c574cf-1320x817.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
組成調査の様子
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-3f8367c4acebec297535b6ac068fb71e-1320x817.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
搬入物検査の様子
3 募集内容
1 募集テーマ<ごみ組成(特にプラスチック)の可視化>
ごみの種類を、AI・画像処理技術、赤外線、X線等のデジタル技術により識別・定量化し、混入状況を可視化したいと考えています。特に今回はごみの種類の中でも、プラスチックごみを検知できる仕組みを目指しており、「ごみ袋の外観」 または「ごみ袋の中身を広げた状態」をもとに、プラスチックごみの混入を検出できる技術の提案を募集します。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-626ec164be8892b3b71e0e2ebd2d5b4c-1146x536.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
将来的には、プラスチックだけではなく、全てのごみ組成を収集・搬入時に可視化し、市民・事業者への啓発や指導、政策判断などに直結する仕組みを構築したいと考えていますので、他のごみ組成を把握する技術の提案についても歓迎します。
2 募集期間
令和7年度10月27日(月)~12月1日(月)
3 募集後の予定
ご応募いただいたアイデアについて、ヒアリング・意見交換をさせていただきます。
いただいたアイデアの内容を踏まえ、必要に応じて実証実験の実施を検討予定です。
4 応募方法
「YOKOHAMA Hack!」ウェブサイトより詳細を確認のうえ、お申し込みください。
https://hack.city.yokohama.lg.jp/news/10006
4 YOKOHAMA Hack!
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-4942319c67ea13447adc71de9fa60176-268x267.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]横浜市ではDX推進の取組として、行政の業務やサービスにおける課題(ニーズ)と、それを解決する民間企業等が有するデジタル技術(シーズ)をマッチングするオープンなプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」を運営しています。
YOKOHAMA Hack! Webサイト
https://hack.city.yokohama.lg.jp/
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99300/130/99300-130-c2571bb445425ebb980d2792864bc5c2-126x126.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
YOKOHAMA Hack! Webサイト
5 お問合せ先
ごみ可視化の課題に関すること資源循環局 政策調整課長 澤田 亮仁 Tel 045-671-4567
YOKOHAMA Hack! に関すること
デジタル統括本部 デジタル・デザイン室長 洲崎 正晴 Tel 045-671-4761






















