戦国武将の松永久秀が愛蔵し、織田信長が所望するも応じなかった伝説の茶釜「平蜘蛛」。そのぬいぐるみ(税込2530円)が2021年4月に発売され、限定100個がわずか1時間で完売するほどの人気を呼びました。好評を受け、今度は限定500個が5月19日12時より、再び販売されることになりました。

 伝説の茶釜「平蜘蛛」は、戦国武将の松永久秀が愛蔵していた天明釜(現在の栃木県佐野市犬伏町で作られていた茶釜)の名品。平たい形状が伏した蜘蛛のようだ、ということで「平蜘蛛」の銘が与えられました。

 実物は、松永久秀が織田信長に対して謀反を起こした「信貴山城の戦い」で、信貴山城の店主に火を放ち自害した松永久秀と運命を共にし、失われたというのが有名な説。しかしその伝承から想像し作られたレプリカがあり、今回のぬいぐるみはそのレプリカを忠実に再現したものです。

頭に載せることも

 直径約30cm、高さ約15cmの平たい形状から、ちょうどクッションのようにもなる「平蜘蛛」ぬいぐるみ。もふもふの質感は、抱えてお昼寝枕にしても良さそうです。

抱えてお昼寝枕にも

 前回4月の販売時には、限定100個が1時間で完売してしまい、問い合わせが殺到したことを受け、今回の再販売では500個を用意。価格は前回と同じ税込2530円となっています。

 販売は有限会社小川新聞店ネットショップと、岐阜県垂井町にある小川新聞店1階ショップで5月19日12時よりスタート。小川新聞店ではこのほか、平蜘蛛が前面にプリントされたTシャツ(税込2420円)も販売しています。

情報提供:有限会社小川新聞店

(咲村珠樹)