ずらっと並んで輪を作る7羽の文鳥さん。この中に1羽だけ本物の文鳥がいます。フィギュアに紛れているのはクリーム文鳥のまるくん。まるで井戸端会議をしているようです。飼い主さんに内緒で、どんな話をしているのでしょう?

 文鳥のまるくんがこのように、おもちゃの文鳥たちと会議を開くようになったのは、お迎えして3か月ほどが経った、今年の6月ごろのこと。

 飼い主さんがガチャガチャや食玩を購入して手に入れた文鳥フィギュア見せると興味を示し、少しずつ慣れていったのだそう。以降は完全に仲間だと認識したのか、朝の放鳥の時は毎回このように会議をする様子が見られるそうです。

輪を作っている様子は会議のよう

 フィギュアたちはまるくんが普段生活しているケージからは4~5メートルほど離れたリビングに飾られていますが、ケージから出たまるくんは一目散にフィギュアをめがけて飛んでいくのだそう。部屋をまたいでいても関係なし。「あそこに仲間たちがいる!」とわかっているみたいですね。

 近頃のフィギュアは作りが精巧で本物そっくりなので、まるくんが仲間だと思い込んでしまうのも無理はありません。飼い主さんもこの様子に「完全に溶け込んでいる」と面白く感じ、写真をパシャリ。ちなみに先代の文鳥さんは怖がりでフィギュアは苦手だったそう。なおさらまるくんの様子が面白く写ったことでしょう。

 一連の様子を写真付きでツイートすると、投稿には「クリスマスにプレゼントをもらうための話し合い」「いたずらの相談」など、文鳥たちのミーティング内容を予想する声が多く寄せられました。もしも鳥の言葉の翻訳機があったなら、ぜひ会議の内容を聞いてみたいですね。

<記事化協力>
クリーム文鳥まる&うさぎのラビさん(@Cream_fuku)

(山口弘剛)