全国のご当地銘菓は旅先の楽しみの一つでもありますが、そんな銘菓を「凍らせたらもっと美味しいよ!」と話題になっています。
あがる名前は、北海道の六花亭・マルセイバターサンド、名古屋のクッピーラムネわらび餅に、福岡の博多通りもん、広島・もみじ饅頭と定番みやげから、駄菓子まで様々。
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■編集部では出身地愛が先行しめんどくさいことに
編集部でも議論したところ、マルセイバターサンドは支持意見多数。
若干1名、出身地愛から鹿児島の薩摩蒸氣屋・かすたどんを強引に押す声もありましたが、東北出身者から宮城・萩の月を忘れるなと横やりが入り、カスタード銘菓論争は意見が対立しています。
中々面白いので、もうちょっと掘り下げたいところですが、それはまた別の機会にするとして、今回はネットの意見にしたがい「凍らせると美味い銘菓」で最も名前があがるマルセイバターサンドを凍らせて試食してみました。
■マルセイバターサンドとは
六花亭専用の小麦粉でつくったビスケットで、ホワイトチョコレートと北海道産牛乳100%のバターを合わせたレーズン入りクリームをサンドしたロングセラー商品。北海道民ならずご当地みやげファンなら誰しも知っている銘菓としてお馴染みです。
5個入りで税込み650円は絶対にお安い! と思ってしまうほどの絶品商品で、全国にファンが多いことでも有名です。
店舗は札幌本店や帯広本店の他、北海道の各地域に70以上もあるそうです。
マルセイバターサンドをはじめとする商品は公式ショップからクール便で取り寄せることができ、また全国のデパートやスーパーの催事場でも手に入れることができます。
今年はマルセイバターケーキもリリースされ、ますます人気上昇中だそうです。
■凍らせたらアイスサンドになった!
というわけでそんなマルセイバターサンドを凍らせてみたわけですが、クッキー部分がよりしっとりとしてサンドされたクリーム部分がひんやり、まるで最初からアイスサンドだったみたいな仕上がりになりました! おいしーい!
普段なら5つくらいペロリと平らげる筆者ですが、凍らせたら甘さがほんのり抑えられてしまうため軽く10個はいけてしまいそうです。これを食べた人からは、「店舗で食べることのできるマルセイアイスサンドよりも好きだ」という意見もネットにあげられていました。
アイスサンドのほうはビスケットがもっと薄くてサクサクしているとのことで、濃厚さを求める人には凍らせたバターサンドのほうが好みにあうようですね。
マルセイバターサンドを食べる機会がある人は、ぜひ一度お試しください。
※一部表現に方言がまじっておりました。訂正しお詫びいたします。凍らし×→凍らせ○。
(文:大路実歩子)