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『仏像のまち』2巻発売記念サイン会&作者インタビュー

仏師の家に生まれ、なぜか仏像(の魂)の姿が見え、会話ができる高校生、空人と彼を慕ってくる仏像達が繰り広げる、蒼木雅彦さんのギャグまんが『仏像のまち』(メディアファクトリー「コミックジーン」連載)第2巻発売を記念して、有隣堂横浜駅西口コミック王国で著者サイン会が2月2日に行われた。

  • 会場となった有隣堂横浜駅西口コミック王国には多くのファンが。地下街の店舗で行列のスペースが限られる為、参加者は時間ごとに集合するシステムなので行列の規模は大きくないが、サイン会は2時間に及んだ。中には奈良から駆けつけたと言う熱心なファンや、家族揃って愛読しているというファンも。

    蒼木雅彦さん
    (写真:『仏像のまち』作者の蒼木雅彦さん)

    担当者によれば「コミックジーン」の想定読者層を超える性別や年齢層が参加し、この作品が幅広い層に支持されていることが印象的、とのこと。

    集まったファン
    (写真:集まったファン)

    今回はサイン会だけでなく、蒼木さんの発案による空くじなしの「仏像くじ」も実施。特賞は文殊菩薩のオリジナルカラー原画で、その他にはネームや文殊菩薩あぶらとり紙などが商品として用意された。

    仏像くじ
    (写真:空くじなしの仏像くじ)
    くじには各種賞品が
    (写真:くじには各種賞品が)
    特賞の文殊菩薩カラー原画
    (写真:特賞の文殊菩薩カラー原画)
    全員にプレゼントされた文殊菩薩あぶらとり紙
    (写真:全員にプレゼントされたあぶらとり紙)

    サインだけでなく、15種類のキャラクターからイラストを選んで描いてもらえることもあり、皆思い思いのキャラをリクエストしていた。ちなみに一番人気はオレ様キャラの文殊菩薩。僅差で十一面観音が続き、意外に如来(釈迦・五劫思惟阿弥陀)や主人公の空人のリクエストが少ないのが印象的だった。バレンタインデーが近いこともあり、有名店のチョコレートをはじめとしたプレゼントも多数。自身のブログやTwitterで、ファンに対し丁寧に応対している蒼木さんだが、このサイン会でも一人一人丁寧に応対する誠実さが印象的だった。

    イラストは15キャラからリクエスト
    (写真:イラストは15キャラからリクエスト)
    一番人気は文殊菩薩
    (写真:一番人気は文殊菩薩)
    男性人気が高かった十一面観音菩薩
    (写真:男性人気が高かった十一面観音菩薩)

     

    サイン会終了後、蒼木さんにお話をうかがった。

    ――初めてのサイン会ということで、いかがでしたか?
    緊張しました。俺なんかがサイン会やっていいのか……ここまで足を運んでもらって申し訳ないって思いましたし、プレッシャーがありました。……意外に男性が多くて、あと文殊菩薩の人気がすごいな、と(笑)。人気あるとは聞いてたんですけど、帝釈天の方がアンケートとかだと(人気が)あったんで、びっくりしました。

    ――女性は文殊菩薩、男性は十一面観音菩薩って感じで二分してる印象でしたね。逆に主人公の空太は立場なく(苦笑)
    一人だけ、それも『描かれてないキャラを』ってリクエストだったんで、実質ゼロですね。

    ――今回の「仏像くじ」については、蒼木先生からの発案だとお聞きしましたが。
    少しでも来てくれた人に楽しんでもらえたら、と。担当さんとの打ち合わせの席でアイデアを出して、文殊のあぶらとり紙は市販のものにオリジナルデザインの(パッケージ)紙をつける形で。

    ――それでは、作品についておうかがいします。『仏像のまち』が誕生したいきさつを教えてください。仏様自体でなく仏像をネタにしたというのは。
    仏像は小さい頃から結構好きで。最近『仏像ブーム』というか、需要が出てきて……。実際は「仏様」なんでしょうけど「仏像」って設定にした方が、仏像好きな人が多いでしょうし、あと仏様よりも親近感が俺の中であるんです。やっぱ、(実体として)会いにいけるし。仏様だと距離があるんで……。「仏像」って形にした方が、仏像好きの人も多いし、神々しいものなのに親近感がある設定にできるかな、って思って。このネタを出版社7、8社回って持ち込みしたんですけど、どこもボツで。こちらの「コミックジーン」の先代担当さん(現編集長)が唯一「面白い」って言ってくれて。そこで最初は読み切りの形で掲載してもらったんですけど、アンケートの評判がちょっとだけ良かったらしくて、連載に発展して単行本まで、って感じになりました。

    ――登場する仏像についてですが、釈迦如来は仏教の根本だから当然として、他の「登場人仏」(作中での表記)は、どのように選ばれたんですか?
    最初は、仏像って4種類(如来・菩薩・明王・天部)あるんで、それぞれ出してあげた方が読者は解りやすいかなぁって。天部は特殊(インド土着の神々を「仏教の守護者」として、布教の課程で仏教に習合したもの)じゃないですか。だから登場数的にもずらして。で、ビジュアル的に普通に聖観音(33種類の姿で現れるとされる観音菩薩の基本型。正式名は聖観世音菩薩)だと普通の人と変わらないんで十一面、とか、ビジュアル的に解りやすい明王や菩薩を個人的な趣味で選んで描いた、って感じですね。

    ――登場した仏像で、特定のモデルっていうのはいるんですか?
    弥勒は(京都の)広隆寺(国宝の「宝冠弥勒」と呼ばれる半跏思惟像)ですね。同じ仏像でもいろんな見た目があると思うんで、個人的な趣味とか、まんが(的な)ことも考えて、個人的に設定はしていますね。理由は……まぁ、見た目が有名とか、まんが的にこっちの方がおいしいとか。そんな理由で、勝手にひとつだけ選んで描いてます。

    ――阿弥陀如来にしても、鎌倉の大仏に象徴される普通の姿ではなくて(螺髪の大きな)五劫像を選ばれるとか……あれはインパクトありますよね。
    ええ、とてもまんが的だったんで(笑)

    ――経過した時間を伸びて大きくなった螺髪で表現した五劫像にしても、十一面観音や愛染明王など多面多臂(顔や腕の多い異形)の像も、仏の多彩な側面をひとつの像で全部表現しようとした結果の姿だったりして、個人的には割とまんが的だと思ってるんですが、実際に描いていて、まんがとの親和性を感じることは?
    そうですね……むしろ、逆に今までまんが家さんが、神話とか仏教の世界から多分ヒントを得て描いてると思ってるんで。昔のまんが家さんが……今もそうですけど、まんがのスタートがそういうところ(仏像などの表現手法)から来てるんじゃないですかね。そもそもが、そういう世界からヒントを得てファンタジーの世界ができて。だから……仏像がまんがっぽいというよりは、そもそもまんががそういうところから影響受けてるんじゃないですかね。

    ――十一面観音が女性になったのは?
    本来、仏様は性別を超越してるんで、性別はないんですけど、特に観音菩薩は仏像でも女性っぽく表現されることが多いので。あと、やっぱり男ばっかりな感じになるので、女性ってことにした方がバランス的にいいかな、って。

    ――仏師である空人のお父さんの名は「運慶」ですが、これは慶派(運慶を中心として発展した仏師の系統)の仏師ということではないんですか?
    そういうことはないですね。判りやすく、有名な仏師の名前にした方がいいかな、と。それと、まだ明らかにしてませんけど、空人の名字は「円(まどか)」っていうんですよ。並べて書くと「円空(日本全国を行脚した江戸時代の僧で、素朴で独特の微笑をたたえた「円空仏」と呼ばれる仏像を多く残した)」になるようにしてあるんです。

    ――作中のキャラクターで、思い入れのあるキャラクターはいますか?
    帝釈天は結構……。最初はカッコいいキャラで描いてたんですけど、描いてくうちに「こいつ、そんなことねぇぞ」って。そういう人だなって(笑)変わってきたし……。あと弥勒と十一面は、結構「こういう状況の時、このキャラはこうするな」って、まんが描いてたりするとあると思いますけど、この二人は俺の想像を超えてくるんで(笑)。自分自身も笑っちゃったりするんで。

    ――なんかあの二人だけ違う世界作ってたりしますよね(笑)
    自分も描いてて笑っちゃったりするんで、この二人と帝釈天は好きですね。

    ――現在4コマと、通常のコマ割りのまんがと2話掲載という形ですが、ネタ出しは形態優先でネタを作るのか、それともネタ優先で後から形態別に分類しているんでしょうか
    そこは結構、担当編集さんに助けられてて。いつも何をするのか一緒に決めてるんで……4コマはこういう題材の方が合うな、とか、ストーリーはキャラを掘り下げたり、4コマじゃ描けないネタが描けるから「こっちの方がいいんじゃない?」とか、最初から担当さんと一緒に考えて。アイデアくれたり……(ネタの割り振りについては)結構、俺何にも考えてないですね(笑)

    ――2巻の終わりに海ちゃんとのデート(もどき)があって、二人の仲が進展しそうな……って感じになりましたが、空人と海ちゃんの今後はどうなっていくんでしょう。
    これは全く判んないですね(笑)。今回の話も「デートに行くんだろうな」って思って(ネームを)描いてたんですけど、空人だったらああ言う(デートを一旦断っておいて「一緒に勉強しましょうっ!」と海ちゃんを誘う)だろうな、って。空人は結構誠実な子だと思うんで、すぐデートに行くかっていうと、行かないだろうな、って。自分で思ってたプロットじゃない方へ行ったんで、びっくりしました。

    ――とりあえず、海ちゃんの好意には気付いたんですね
    今回で気付いたと思います。

    ――恋愛っぽいっていうと、十一面が弥勒に憧れとも何ともいえない感情を抱いてるような感じがしますが、あれは弥勒に対して好意みたいなのがあるんでしょうか
    うーん、あれは宝冠に興味あるんじゃないですかね。「いいなー」みたいな(笑)

    ――海ちゃん初登場編の最後とか、釣り堀編のおばあさんとか、まれに空人以外には見えない仏像の姿が見える場面がありますが、あれは何かきっかけみたいなものがあるんですか?
    特にないですね(笑)。基本、見えちゃダメな設定なんですけど、海ちゃんの話は、あれ1話で終わると思ってたから……まんが家としてやっていいのか判んないんですけど……オチをつける為に、なぜかフワッと見えた、みたいな。おばあさんの方は、人生経験豊富なので見えるかなぁって……基本的には見えないですね。でもまぁ、海ちゃんが見えたのは、ひょっとしたら明らかになってない理由があるのかもしれませんね(笑)

    ――制作環境についておうかがいしたいんですが、アシスタントさんとかは……。
    基本的にはいなくて、全部一人で描いてます。ほんとに年末(進行)とかヤバい時だけちょっと頼むくらいで。基本的にはずっと一人です。昔は32ページの連載と平行して、月産40ページを一人で描いてましたから、意外にいけます。

    ――画材は。
    キャラの主線はGペンで、中の細かい描写については日光の丸ペンです。カラーはコピック(スケッチ)を使ってます。アナログ人間なので(笑)

    ――十一面観音とか、顔が多かったり腕が多かったりで、作画的に大変なように思いますが……。
    そうですね。仏像は装飾も多いし、多臂(臂は腕のこと)だったりで大変ですね。キャラも多いですし。作画は大変です。

    ――新キャラを望むファンの声もあるようですが、語れる範囲でお話し頂けますか?
    (単行本)1冊に一人、新キャラは出た方がいいな、と思ってるんで、まだ何を出すかは決めてないんですけど、あまりいっぺんに出しても読者は多分混乱するだけだと思うんで。もうちょっと落ち着いたら、新キャラ出そうかなと思ってます。

    ――2巻で初登場した日光・月光(菩薩。阿弥陀三尊像の脇侍)みたいに、コンビで出てくることも……?
    無数にキャラ(候補になる仏像)がいるんで、まんが的に新しいパターンとか、読者が見たいものは何かな、と選んでいこうと思います。

    ――巻末の方には仏像ガイドというか、登場する仏像を紹介するページを設けてらっしゃいますが、やはり実際の仏像も見てほしいということも思ってらっしゃいますか?
    そうですね。(巻末で紹介した寺だけでなく)どこでもいいと思うんですけどね。このまんがで興味を持って、見に行ってくれると嬉しいですね。近くのお寺でいいんで。実際の(仏像の持つ)訳判らない雰囲気を感じてもらえたら。博物館でもいいんですけど、(仏像だけでなく)周りを含めて極楽を表現してるってのがあるんで、それを感じてもらえたら。展覧会は近くまで寄って、後ろとか普段見られない部分も見られて、それはそれでいいんですけど。

    ――蒼木先生自身は、仏像を見に行けてますか?
    いやあ……今は忙しくなっちゃって、なかなか行けてないですね。すごく行きたいんですけどね。

    ――仏像の描写については、どのようになさっていますか?
    自分の記憶だけだと、どうしても見に行った仏像も限られてしまうので、いっぱい資料を買って、それを見て……ってことの方が多いですね。実際ああいう所行っても写真撮れないことが多いので。

    ――先ほどの帝釈天の話でもありましたが、描いていくうちにキャラの印象が変わっていくってことは……。
    ありますね。これに限らず、まんが描いてたらキャラに結構気付かされると思うんで。どんどん知っていく作業になると思います。

    ――キャラ主導のギャグ作品ゆえ、キャラに自由に動いてもらってるから、というところもあるんでしょうか。バレーボールを描いた『ORANGE STAR』とはまた違った……。
    いや、『ORANGE STAR』の時も、ストーリー的には最後は決めないといけないですけど、最後だけ決めてて。オレンジに限らず、どのまんがでも状況とキャラだけ決めてて……って作り方なんで。だから(ストーリーが)どう展開するかは、あまり考えてないですね。

    ――最後に。ファンの方にメッセージをお願いします。
    このまんが自体が、担当さんと読者の方のお陰でここまで続いてるので……。もう描けるなら「打ち切り」って言われるまで本気で書くだけなんで、これからもお願いします。

    ――今日はお疲れのところありがとうございました。
    いえ、こんなまんがを取材して頂いてありがとうございます。

    (取材:咲村珠樹)

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