テクノポップユニット Perfumeと、パナソニック株式会社がコラボした6月13日WEB公開の、『新MVショート ver.「Everyday」- AWA DANCE edit- (60秒)』が公開一週間で200万再生を突破。それを機に第2弾MV『AWA DANCE by Team Panasonic』が6月21日公開されました。
このMVシリーズは、パナソニックの洗濯機に搭載された独自機能「泡洗浄」を訴求するものとして作られましたが、MIKIKOさん(演出振付)が振付を手がけるなどTeam Perfumeとしてお馴染みのスタッフがフル参加。コラボといえど、Perfume世界観はそのままに、思わず真似したくなるキュートだけどちょっぴり複雑なダンスが展開されています。
第2弾では、そんなAWA DANCEを「ダンス経験ゼロ」という有名スポーツ選手がキレッキレで踊っています。それもそのはず、最先端技術を生かしてパワープレイで踊らせているそうです。参加したのは、パナソニック洗濯機の担当社員とサッカーの遠藤保仁選手、東口順昭選手、倉田秋選手(ガンバ大阪)、ラグビーの山田章仁選手(パナソニックワイルドナイツ)。出演者全員の3Dデータを専用スタジオで撮影し、そのデータにAWA DANCEのモーションキャプチャデータと合わせて違和感なく踊らせているそうです。
ちなみにこのAWA DANCEの振付。第1弾発表の時には知らされていませんでしたが、一つ一つの動きが洗濯機の動きになっているそうです。
例えば両手を上下に振る振付は「つかめそうでつかめない泡」を表現。腰当たりの高さを左から右に両手で叩く振付は「服を叩いているような叩き洗い」、他にも「もみ洗い」「押し洗い」「においスッキリ」などが表現されているそうです。Perfumeらしい振付かと思いきや、言われてみるとなるほど納得。PVではテロップでその動きを教えてくれています。
Perfume自身もこの意味には「まさかこの振付にこんな意味が込められていたとは」とビックリしたんだとか。振付のMIKIKOさんから一つ一つの意味を聞いて「泡洗浄の動き、かわいいね」と盛りあがっていたそうです。
Perfumeといえば熱心なファンが「踊ってみた」をするのが恒例。今回のダンスも挑戦する人が多そうですが、この洗濯機モチーフの振りの部分についてMIKIKOさんは「実際に踊る時はそこの振付が一番難しいかもしれません」と語り、でもだからこそ「踊っていてすごく楽しいと思います」と説明しています。難しいからこそ挑戦し甲斐がたっぷりあるかもしれませんね。
(宮崎美和子 / 画像提供・パナソニック株式会社)