スパークリング清酒という新たなジャンルで挑戦を続ける、宝酒造株式会社の「澪」が2022年11月17日に食のトレンドレポートを発表。2011年の発売当初から海外展開を図り、2022年には北米を中心に39か国に展開。過去10年で総輸出量は約7倍に急進したそうです。
フランス・パリにて10月28日より開催された、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」では、ショコラティエ佐野恵美子氏とのコラボレーションが実現。スパークリング清酒「澪」と、佐野氏が「澪」のために開発したオリジナルチョコレートが注目を浴びました。
来場者からは「爽やかな風味のするチョコレートとぴったり」といった「澪」とチョコレートのマリアージュに感嘆する声や、「こんなにまろやかな日本酒を飲んだのは初めて」といった感想などが寄せられたそうです。フランス発祥のレストラン・ガイド「ゴ・エ・ミヨ」のジャーナリストからは、記事にしたいとの申し入れもあったとのこと。
また、「澪」は、パリで躍進する日本食材を扱うスーパーマーケット 「K-MART(ケーマート)」での売れ行きも好調。30~40代の購入者が多い他の和酒と比べると、スパークリングで飲みやすいため、「日本酒を飲んでみたい」と思う若い年齢層にも好評だそうです。
パリ10区にあるレストラン「TO restaurant (ト・レストラン)」のディレクター Paul Jouneau(ポール・ジュノー)氏によると、まだ日本酒を知らないお客さまは多いものの、「澪」を「日本のシャンパーニュ」と説明すると、試したいという人が多いとのこと。
低アルコールでフルーティーな「澪」は親しみやすく、これまで日本酒を知らなかった海外の人にも愛されているそうです。
情報提供:宝酒造株式会社