東京都は8月9日に東京ブランドをPRする発信地として、「#Tokyo Tokyo BASE」を羽田空港第3ターミナルの江戸小路に開設。
同日オープニングセレモニーも開催され、スペシャルゲストとして2023年に東京観光大使に就任したコスプレイヤーHakkenさんが出演。さらにハローキティも登場し、会場をわかせていました。
東京都は、アイコンとキャッチフレーズ「Tokyo Tokyo Old meets New」を活用し、国内外の人たちに「観光都市・東京」の魅力を発信するための取組を行っています。その一環として開設されたのが「#Tokyo Tokyo BASE」。
■ 東京は「伝統」と「最先端」が共存する都市
オープニングセレモニーでは最初に、東京都産業労働局次長の松本明子さんが会場に訪れた人たちに挨拶。東京の魅力は、江戸時代から受け継がれる伝統と最先端の文化が共存する世界的にもユニークな都市であることと語ります。
「#Tokyo Tokyo BASE」では、江戸風鈴などの伝統工芸品や文房具、お菓子など、東京のお土産を多数ラインナップ。他にも日本文化の体験などを通じて東京の多彩な魅力を実感できると紹介。「ぜひ、お立ち寄りください!」と呼び掛けます。
■ Hakkenさんとハローキティが登場
続いて、マレーシアから来日したHakkenさんがステージに登場。「#Tokyo Tokyo BASE」が、どんなものなのか期待を寄せていました。
さらに軽快な音楽と共にハローキティもステージへ。ワクワクしている気持ちを体全体で表現します。
Hakkenさんとも腕を組んだりするなど、すでに打ち解けている様子。Hakkenさんは浴衣姿のハローキティに「凄く可愛い」と絶賛。今回、共演できたことを喜んでいました。
■ 圧巻の「SHAMIKO」パフォーマンス!
Hakkenさんとハローキティの2人がステージに揃ったところで、「#Tokyo Tokyo BASE」で販売される「東京おみやげ」を紹介するコーナーへ。ちなみに「東京おみやげ」とは、東京都と民間企業が共同で開発した伝統的な工芸品や食料品などです。
今回ステージで紹介されたのは、株式会社セベル・ピコの三味線を現代風にアレンジした三合枡三味線「SHAMIKO」(シャミコ)。アンバサダーを務める津軽三味線奏者の雅勝さんと一緒に登場しました。
セベル・ピコの担当者によると、一番の特徴は胴の部分に枡を使用していること。他にも胴皮の部分が自然由来の原料を塩用した丈夫な特殊紙でできているのでメンテナンスも楽なのだそう。
ここで雅勝さんによる「SHAMIKO」の実演。Whiteberryの「夏祭り」や「東京音頭」などが演奏されると、ハローキティもノリノリ。会場も大盛り上がりで、演奏が終わると大きな拍手で包まれました。
イベントの最後、「今後『#Tokyo Tokyo BASE』がどんなものを提供してくれるのか楽しみになった」と明かしたHakkenさん。会場に訪れた人たちも同じ気持ちだったのではないでしょうか。
取材協力:東京都
(取材・撮影:佐藤圭亮)