近頃SNSを賑わせている「#とびっきり明るく不幸自慢してください」というハッシュタグ。様々な投稿がある中で、ひときわ面白い不幸話を発見しました。

 投稿したのは、3人の息子さんを育てるワンオペ母さん。三男がまだ保育園に通っていた頃のエピソードが紹介されています。

「保育園へお迎えに行ったら顔を真っ赤にさせた保育士さんが私を部屋の隅に呼び 今日お子さんのオムツ入れカゴにお母様のパンツも入ってましたと指輪のケースをパカッと開けるかのように手のひらパカっと開けてパンツ返されたことあります」

■ 保育士に隅に呼ばれて行ってみると……

 保育園にいつものように三男をお迎えに行ったワンオペ母さんは、クラスの副担任であり主任でもある保育士さんに部屋の隅に呼ばれたとのこと。

 怒っているようには見えなかったものの、保育士さんの顔が真っ赤だったため、ワンオペ母さんは、「え?なに?なに?」と内心ドキドキしながら保育士さんの元へ向かったそうです。

 「今日お子さんのオムツ入れカゴにお母様のパンツも入ってました」と保育士さん。指輪のケースを開けるかのようにパカっと開いた手の中から、ワンオペ母さんが着古したパンツがでてきたとのこと。
 
 ワンオペ母さんは、「うぎゃああああああ!まじかーーーー!」と心の中で叫びつつ、前の晩からの出来事を走馬灯のように思い返していたそうです。

■ 原因はワンオペ母さんの前夜の行動に

 この悲劇が起きる前夜、ワンオペ母さんはリビングで子どものパンツと自分のパンツの整理をしていたとのこと。ところが、3人の子どもの育児と家事に日々大忙しのワンオペ母さんは、整理の途中で力尽き、パンツをリビングに放置したまま眠ってしまったのだとか。

 そして翌朝、保育園の持ち物を準備している時に、整理中のパンツの中から三男のものと間違えて、自分のパンツを保育園バッグの中に入れてしまったのだそうです。

■ 手のひらからパカッとだした保育士さんの気遣い

 今思い出しても顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしたというワンオペ母さん。一方で、パンツを発見してしまった保育士さんはどんな心境だったのでしょうか。

 この保育士さんは、ベテランで人望も厚く、ワンオペ母さんとは冗談を言い合えるような関係性だったとのこと。始めは笑うのを我慢していたものの、堪えきれずに2人で大笑いし「保育士人生でこんなことは初めてでどうしようかと思いました」と打ち明けられたそうです。

 保育士さんは、パンツ発見後から「お母様のパンツが他の子や保護者の目に触れては大変!」と、自分のエプロンのポケットにずっと隠し持ってくれていたとのこと。

 そして渡す時にも人に見られぬように細心の注意を払った結果、指輪のケースから「パカッ」とパンツがでてくるような様相になったのだそうです。

■ 「爆笑」、「これは恥ずい」などの声

 この投稿には、「爆笑」、「これは恥ずい」、「優勝候補」などの声が寄せられています。また、保育士さんからは「数年前同様の事件がありました」、「子どものカバンからブラジャーが出てきたことあります」、「子どもが発見した場合、ママのパンツ入ってたー!って大声で見せびらかします」などのエピソードも。意外にも同じような悲劇が複数の保育園で起こっているようです。

<記事化協力>
ワンオペ母さん(@okan_3boys

(一柳ひとみ)