「酒は飲んでも飲まれるな!」という標語がありますが、4月は新年度の始まりや入社シーズンということもあり、飲み会があちこちで開催され、帰りの電車の中では「酒に飲まれてしまった」人たちを目にする機会が増えてきます。ことそれが女性の場合には、重大な犯罪被害にあってしまう可能性もあり、女性にとってお酒との適切な付き合い方を知るのは、身を守るためにも特に大切なこと。
そんな“酒”に関する失敗が増えるシーズンにあわせ、ビール酒造組合及び会員であるビール5社※が、女性の適量飲酒啓発活動「ほど酔い女子PROJECT」の一環として、女性専用のアルコールDNA検査キットをプレゼントする「ほど酔い女子DNAチェッカー 職場仲間にプレゼントキャンペーン」を4月10日にスタートさせています。あわせて、酒豪として知られるタレント“いとうあさこ”さん出演の、プロジェクトWEB動画第2弾も公開し、「働き方改革」ならぬ、「飲み方改革」を呼びかけています。
いとうさんは「飲み会翌日ミステリー 本当にあった怖い話」と題された動画で、さる企業のOLに扮しています。朝出社すると周囲の気配がなにやら怪しげ。視線すらあわせてくれません……前日に一体何があったの?すると自分のデスクには汚れたぬいぐるみが置かれ、さらに自分のスカートにも記憶にない泥よごれ。そこに上司が小声で声をかけてきます。「何にも覚えてないの?」。どうやら前日の酒の席で、盛大にやらかしてしまったようす……。
動画はあくまで酒に飲まれた失敗例ですが、近年、女性の社会進出などの影響により「リスクのある飲酒」をしている女性も増えているそうです。内閣府策定の平成28年「アルコール健康障害対策推進基本計画」でも指摘されており、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している女性の割合を8.8%(平成26年度)から 6.4%(平成34年度)に下げることが目標とされています。
このためビール酒造組合が、2017年11月16日(『いいビール飲みの日』)に女性の適量飲酒啓発を目的に「ほど酔い女子PROJECT」を発足。PRキャラクターに“いとうあさこ”さんを起用し第1弾動画が公開されました。さらに今回と同じく、簡単にアルコール耐性や体質などが調べることができる、女性専用アルコールDNA検査キット「ほど酔い女子DNAチェッカー」プレゼント企画を実施。1,000名の募集に対し、13倍となる約13,000名もの応募があり、多くの女性が「お酒とのつきあいかた」について強い関心を持っていることが分かったそうです。
そこで今回は、新入社員、新年度を迎える時期ということで、個人レベルではなく、職場レベルでプレゼントする「ほど酔い女子DNAチェッカー 職場仲間にプレゼントキャンペーン」を実施。2018 年5 月9 日(水)23:59までの期間、「ほど酔い女子PROJECT」公式サイトから申し込むと抽選で1職場、最大300名分がプレゼントされるそうですよ。
※キリンビール(株)・サッポロビール(株)・サントリービール(株)・アサヒビール(株)・オリオンビール(株)
画像提供・ほど酔い女子PROJECT