コンビニは文字通り便利な反面、様々な人が来る事で接客も大変とよく言われていますが、とあるコンビニの商品案内があまりにもクオリティが高いとSNSで話題になっています。
このコンビニ、関東近郊のとあるセブンイレブン。ツイッターユーザーで広告マンのjinさんがたまたま立ち寄ったこのコンビニのポップがとても素晴らしい作りで感心し、「実家近くのセブンイレブンにあった手作りPOPがとても素敵だったので見てください。段ボールに黒と白のペン(修正ペン?)だけでこのクオリティ。」とツイッターに投稿したところ大きな反響となっています。
実家近くのセブンイレブンにあった手作りPOPがとても素敵だったので見てください。段ボールに黒と白のペン(修正ペン?)だけでこのクオリティ。 pic.twitter.com/oWQ3H9Va8k
— jin (@jinn_n) May 7, 2018
特にレモンケーキのポップはレモンを描いた段ボールを同じく段ボールで作られたポップ本体にちりばめ、文字も工夫を凝らして書かれており見ていて楽しい気分になります。
このツイートを見た人からは、「もしかしてプロの人が作ったのでは」「コンビニよりももっと才能を生かせるところに職があるのでは」「丁寧で温かい作りこみに、作った人への敬意を表したい」「素晴らしいセンス」と絶賛されています。
jinさんによると、このポップは段ボールと白・黒のペンのみで作られており、段ボールの色味の違いやペンの色の重ね方も使い分けられていてとても丁寧に作られているそう。また、jinさんが店舗にこのポップについて聞いてみたそうですが、この作品はパートの方が梱包の廃材となる段ボールと2色のペンだけで制作され、プロの方の仕事ではないとの事。
また、こういったポップ作りは特に本部からは指導などなく店舗でオリジナルで作られているという事で、お客様に喜んでもらいたいという気持ちの強さもありここまで素晴らしい仕上がりになっているようです。1年くらい前より新商品が入荷すると作っていらっしゃる、という話で、このレモンケーキのポップもパートの店員さんが本当に気に入ってこの味を多くの人に知って欲しい、という思いが込められている様に思えます。
それにしても、見やすく分かりやすく、段ボールの重ね使いで立体感もある丁寧な作りこみようには純粋に作品として評価したくなります。その心意気に動かされて商品が欲しくなるという人もいました。気持ちの入った作品は人の心に響くものですよね。
<記事化協力>
jinさん(@jinn_n)
(梓川みいな)